ご案内

本ページはプロモーションが含まれています

カーネーションの鉢植えが枯れる原因とは お手入れ次第で翌年もお花を楽しめる!

カーネーション

母の日に贈られたカーネーション。とても嬉しいですよね。

カーネーションは花束だけでなく、お子さまから『長く楽しんでもらえるようにポットカーネーションにしたよ』と鉢植えで贈られることもあります。

蕾をたくさんつけた鉢植えなので次々と花を楽しめそうなのですが、咲かないまま枯らしてしまう人が多いようです。

今回は母の日のカーネーションの鉢植えを上手に育て、蕾を咲かせて来年まで楽しめるようなお手入れ方法についてご案内します。

スポンサーリンク

カーネーションの鉢植えが枯れる原因はなに?

園芸が趣味というわけでないと鉢植えの植物の取り扱い方法は意外と知らないものです。カーネーションの鉢植えを枯らしてしまう前に原因を知り、失敗をしないようにしましょう。

プレゼントとしてもらった直後の失敗 4つ

鉢に可愛いラッピングがしてあったのでそのまま飾っていた

カーネーションは湿気が苦手な花です。ラッピングのままですと鉢植えが蒸れやすい状態となりますので、いただいたらすぐに飾りやラッピングをはずしてあげましょう。

可愛い鉢に入っていたのでそのまま飾っていた

母の日ギフトのカーネーションの場合、花が密集して咲いているほうが見栄えが良いことや重さも軽くすむことなどからお花の大きさに対して鉢が小さいことがあります。(根詰まりといいます。)

出荷時に鉢の中で既に根が目いっぱいまでなっていないか、お花が窮屈そうになっていないか見てあげてくださいね。

そのままにしているとカビやすくなり、株が傷んでしまいます。植え替えの時期も春が適していますので、お花が届いたらすぐにでも植え替えるといいですよ。

長く楽しみたいからお花も蕾もそのままにしてある

咲いていた花がしぼんできたら花ガラを摘みとります。そのままにしていると他の蕾に陽があたらず、栄養もいき渡りません。
また、カーネーションは蕾は沢山できるのですが、できた蕾が必ずしも咲くとは限りません。蕾を外から指でそっと押してみてフカフカだったりつぶれてしまうものは、傷んでいたりカラだったりします。このような蕾は早目に切りとっておきます。またあまりにも小さな蕾も切りとっておきます。そのままにしておくと痛んだつぼみからはエチレンガスが発生し、ガスに触れた他のつぼみもひらかなくなります。

気をつけて育てていても枯れてしまった

母の日のカーネーションは“園芸用”というより“贈答用”として売られています。
お花の農家の方も贈る日に一番きれいな姿になるように計画して栽培しているのです。
届いたときの姿が最高潮ですのでそれ以降はどうしても元気のないように見えてしまったり、中にはそれ以上育たないこともあります。また大量生産なので株が弱いことが多いです。

カーネーションの鉢植えのお手入れ方法

植え替えるのはちょっと難しくてできない場合、最低限これだけでお花を長持ちさせることができますよ。

カーネーションの鉢植えの基本のお手入れ方法

水やり

水やりは葉や花、蕾にはかからないようにしましょう。土に水を与えるようなイメージです。
湿気が苦手なので乾燥気味に。水のやりすぎは根腐れの原因になります。土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。鉢の受け皿にたまった水は捨ててください。

置く場所

室内に置く場合は窓辺の日の当たる場所に置きます。閉めきった部屋ではなく、風通しはよくしておきましょう。かといってエアコンや暖房の直風は避けてくださいね。
外に置く場合、カーネーションは日光が大好きですが暑さには弱いため、気温が30度を超す日は日陰に置いておくか、室内に入れておきましょう。また、雨がかからないようにします。

スポンサーリンク

カーネーションの鉢植えを翌年も咲かせるには

カーネーションは夏と冬が苦手な花です。

鉢植えの寿命を延ばして夏・冬越しするためには『植え替え』は必須になります。ちょっとした手間がかかりますが、花のある生活もいいですよ。秋にもう一度花が咲くだけでなく、うまくいくと毎年花を楽しむことができます。
植え替えにチャレンジするには切り戻しのタイミング(同時に)でもいいですね。

切り戻しをする(6月中旬頃)

花が終わったら、思い切って1/3ほどの高さになるよう(株元から10cmくらいの高さで)茎を切ります。
そうすることで9月頃にお花がもう一度咲く場合があります。

室内で育てる

地植えでもたくましく育つカーネーションなのですが、園芸初心者には温度や湿度管理しやすい屋内で育てるほうが良いです。

肥料をやる

肥料を与えるのは花が咲いている時期です。肥料を与える頻度は購入した肥料の説明書で確認します。固形(プロミック錠剤など)で1か月に1度、液体(ハイポネックスなど)で1週間に1度のことが多いようです。真夏や冬には生育が弱るので与えません。
冬であっても花が咲いていれば肥料をやってください。

灰色カビ病対策をする

咲き終わった花をそのままにしていると発生する灰色カビ病。
まめにチェックして、株元の枯れた葉や枯れた花はすぐに取り除いて病気の発生を防ぎましょう。

ハダニ・アブラムシ対策をする

カーネーションは虫がつきやすいので、葉っぱの裏側をみて、ムシがいたら殺虫スプレーを使って駆除しましょう。殺虫スプレーはホームセンターの園芸コーナーで手に入りますよ。

さいごに

まずは水のやりすぎに注意すること、日当たりの良い窓辺におき、花ガラはこまめにとりのぞくことを実践しましょう。それだけでもお花を長く楽しむことができます。

様子を見つつしっかりした株だったら蕾をカットしたり、肥料をやったり、植え替えたりして夏と冬を無事越えられるように徐々に手を掛けてあげてもいいですね。

来年もきれいなお花が咲くといいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする