結婚して初めて迎える母の日。今年からは自分と夫の双方の母親にプレゼントを考えないといけませんね。
自分の母親にはいつも通りですが、お義母さんにギフトを贈るとなると、なにか決まりやマナーはあったかな?みんないくらくらいのものでどんなものを選んでいるのかな?と考えてしまいますよね。
今回は母の日のプレゼントをお義母さんに送る場合のマナーやおすすめのもの、予算の相場についてお話しします。
母の日のプレゼントをお義母さんに初めて贈るときのマナー
母の日はアメリカから伝わってきた行事ですので、あまり堅苦しくする必要はありません。
ただ、どうしても母親世代の方々はきちんとした礼儀を好みますので、最低限の決まりだけは守った方がいいでしょう。まずは母の日の由来とそのマナーから紹介しますね。
1912年(大正初期)、ひとりのアメリカ人女性教師アンナ・ジャービスが、亡き母の命日に教会で母親の大好きだったカーネーションを配ったことがきっかけとなりました。日本では1936年(昭和11年)に森永製菓が呼びかけ、宣伝をし、全国に広まっていきました。
尚、白いカーネーションは“亡き人を偲ぶ”という意味があります。
元気でいらっしゃるお義母さんに贈る場合は定番の赤いカーネーションにしましょう。赤いカーネーションの花言葉は『母への愛』です。
プレゼントに熨斗(のし)は必要?
ラッピングにリボンだけで問題はありません。
熨斗をかけるとダメということでもありませんし、より丁寧な印象がして好感が持たれるでしょう。特に結婚して初めての母の日でしたらきちんとするほうが気持ちが伝わりやすいですね。
熨斗の表書きは「感謝」「母の日」などとし、名前は夫婦連名にします。下の名前の連名です。
いつ頃どうやって渡す?
近くに住んでいる場合は是非手渡しで。夫婦そろって顔を見せるいい機会です。お会いした時にプレゼントとともに感謝の気持ちを言葉で伝えるといいですね。
遠方に住んでいらっしゃったりして訪ねることがむずかしければ発送してお届けしましょう。
発送する場合はまず電話でお届けの日時の都合を伺うとよいでしょう。また、母の日当日も忘れず電話で感謝を伝えましょう。
母の日 お義母さんのプレゼントの予算はいくら?おすすめは?
楽天の調査によると母の日のプレゼント代の金額は、8割以上の人が5,000円未満のプレゼントを贈るという結果が例年変わらないようです。
2位 3,000円未満(37%)
また、送られたことのあるものの中で一番多いのが「花」です。そして9割の人が“プレゼントをもらえるだけで何でも嬉しい(貰って困ったことはない)”と答えています。
結婚して初めてのプレゼントのおすすめ
まだお義母さんの好みや性格など把握していないことも多いでしょうし、夫に聞いてもあまり当てにならないかもしれません。
「母の日のプレゼントなんていらないよ。」と夫に言われ、真に受けて何もしないとガッカリされてしまうものです。自分の息子にはプレゼントを期待していなくても、娘となったあなたには期待していることもあるのです。
また本当に期待していなくても、プレゼントをもらうとやはり嬉しいもので、サプライズとなって喜ばれる分贈り甲斐がありますよ。
どちらにしろ、最初は定番の「赤いカーネーション」がいいでしょう。
カーネーションなら予算内に収まりますし、定番なので外すことはありません。
母の日はこれから毎年続くお祝いごとになりますので、一番最初は無理しないほうがいいのです。
高価すぎたり、気を回しすぎても失敗のもとです。
相手の健康を願って送った「マッサージグッズ」に(まだそんな歳じゃない!)と思われたり、疲れを癒してもらおうと贈った「バスソルト」が(肌にしみて痛い!)となったりするものです。もちろん、これらを贈るのが翌年以降で相手の生活スタイルや趣味を知ってからなら問題ないですし、喜ばれると思います。
最初は無難にいきましょう。
定番のカーネーションでも、お義母さんには「自分のために時間を使ってくれた」と感激してもらえます。特に、息子さんである夫が今までカーネーションを贈る習慣がなかった場合などは(やっと私にもカーネーションをくれる子どもができた)としみじみしてくれるでしょう。
母の日のプレゼント お義母さんには花以外にも何か贈るべき?
最初の母の日のプレゼントには「赤いカーネーション」がおすすめで、花と一緒に感謝の言葉を伝えるだけで十分です。
とはいえ、自分の母親に母の日のプレゼントを毎年贈る習慣があり、実母には定番のカーネーション以外に何かを贈りたいと思っていた時、義母と差をつけるのも気が引けますよね。
義母と実母、プレゼントを同じものにするか別々のものを用意するかはご夫婦で決められると良いかと思います。
ただ、別々のものを贈るとしたときにも金額を同じくらいにするほうがいいです。
実母と義母が互いに相手は何を贈られたか知ることはないにしても、子ども(夫やあなた)にとって自分の母親への金額が相手より少ないと(大切に扱われていない)と感じることがあるからです。金額を揃えるのは夫婦円満の秘訣です。
また、カーネーションだけでは予算が余ってしまうというときにはお花以外に何か贈ってもいいでしょう。
母の日のプレゼントとして人気があり誰からも喜ばれるのは「スイーツ」です。デパートに入っている老舗の品や定番のものがいいでしょう。
母の日のプレゼントをお義母さんに初めて贈るときのまとめ
- 予算は3,000円~5,000円
- 両家の母親へのプレゼントの金額は同じくらいにそろえる
- プレゼントは定番の赤いカーネーションがおすすめ
- 花以外に何か贈る場合はスイーツがおすすめ
- 贈り物と一緒に感謝の気持ちを言葉で伝えましょう
お義母さんには日頃の感謝とこれからも末永くよろしくお願いしますと気持ちを伝えましょう。母の日のプレゼントをきっかけに絆が深まるといいですね。