クリスマスパーティーのハイライトはケーキをカットしてみんなでいただくことになりますよね。
ホールケーキを美しく切り分けるのは結構むずかしいものです。
ナイフを温めることは知っている方も多いと思いますが、まだ細かいコツがあるんです。
ホールケーキを美しく切り分けるコツをどこよりも丁寧に解説いたします。
クリスマスケーキをカットするための準備は万全にします
準備するもの
- 刃渡りの長いケーキ包丁
- 熱いお湯(ボウルや鍋に入れて用意します。)
- ふきん(ペーパータオルでもOKです。)
ケーキ包丁がなかったら?
美しく切るためには細くて長いものが動かしやすくて上手くカットできます。
パン切り包丁でもいいですし、なければ万能包丁でも構いません。
持っている中で刃の薄いもの、よく切れるものを選びましょう。
厚手のものだと生クリームがつきやすく、カットが難しくなります。
できれば研いでおくといいです。
ケーキは切る直前まで冷蔵庫に入れておく
手づくりケーキなど作り立てはクリームと生地がまだ馴染んでおらず切りにくいですし、
室温に置いておくと生クリームがやわらかくなり、ナイフにつきやすくなります。
飾りは取り外す
皮付きのフルーツ(メロンやブルーベリー)やメッセージが書かれたチョコレートの板など、ケーキの上のデコレーションは取り外します。
切り分けた後に戻しましょう。
いちごは乗っていないところを切るほうがやりやすいですが、ケーキの上にのせたまま切るときはいちごの部分は細かくナイフを動かして切ります。
クリスマスケーキをカットする手順とコツ
- 正面にケーキを置き、テーブルに垂直になるよう包丁を構えます。
- 包丁を湯で温め、水分をふき取ります。
- まずケーキを1/2にカットしますので、真ん中にスッと包丁をいれます。
- 刃を前後に動かしながら、少しずつ下に切りすすめてください。
このとき包丁を上から下に押して切ってはいけません。 - 下まで切ったらナイフは抜かずにすぐに左右に離し、切断面どうしがつかないようにします。
(ケーキ台紙に金具が付いていてケーキがずらせないタイプもあります。) - 1回切るごとに、常に切断するラインが正面になるようにケーキの向きを変えます。
買ってきたケーキの場合は台紙ごと回します。手づくりの場合で回転台がないときは薄いまな板を利用するといいです。 - 包丁はその都度きれいに拭い、お湯で温めてください。
お湯で温めるときのコツ
刃先だけではなく刃全体を温めます。
クリスマスケーキのカットをきれいにするための包丁の動かし方
ナイフの重みで下に落ちるくらいの力加減で、やさしく丁寧に動かすと断面がつぶれず、きれいに切れます。
動かしながら切るときに、刃の先がケーキの中に入ってしまわないように、刃の先が常に外に見えているように気を付けましょう。
ナイフは少し右足を引いて切ると切りやすいです。
ナイフを持っている方の腕の脇は開けないようにしめて切ります。
ケーキをたくさんに切り分けるとき、切りすすめていくとケーキが不安定になるので、左手を添えます。
倒れないようにケーキの断面をそっと支えます。
クリスマスケーキなどのホールをカットするための準備と手順の最後に
クリスマスケーキの登場でひときわ歓声のあがる楽しいパーティーが楽しみですね。
いよいよケーキにナイフを入れるときは写真を撮る絶好のタイミングでもあります。
お皿の上には美しく切り分けられたケーキ。みんなが笑顔になる瞬間です。
ケーキはお腹の中に入っちゃいますが、素敵な思い出をたくさん残しましょう。
他にも気になることがありませんか?
『クリスマスケーキとシュトーレン』についてまとめたページはこちらです。