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シュトーレンの保存方法と切り分け方を詳しく紹介 | 合う飲み物やちょい足しのおすすめも

シュトーレン

日本でもシュトーレンの人気が高まり、クリスマスケーキの予約の季節になると同時にシュトーレンの予約も始まったりするようになりました。
人気のケーキ屋さんのシュトーレンは予約ですぐに完売してしまうようです。
そういった人気店やケーキ屋さんだけでなく、パン屋さんやスーパー、コンビニでも売られるようになったので今ではとても身近なお菓子です。

時間をかけて食べるシュトーレンは切り分け方や保存方法がよく分からなくて今まで敬遠されてたというあなたも今年はシュトーレンを食べてみませんか?

こちらで詳しい切り方や保存方法をご紹介します。

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シュトーレンの切り分け方

シュトーレンの真ん中でまず半分にします。

切り口から薄く(7mm~1cm)スライスしていきます。
このとき片方だけ切るのではなく、断面の大きさが揃うように両方から同じ枚数を切ってくださいね。
あとで保存のときにこの断面を合わせるようにするためです。
厚さはお好みなのですが、あまり厚みがあると水分の少ないお菓子ですのでモソモソと口当たりが悪く感じてしまいます。

シュトーレンの日持ちする保存方法

食べるまでは常温で大丈夫です。賞味期限を確認すると2~3カ月後となっていると思います。
これはたっぷりのお砂糖でコーティングされているため。
涼しい風通しの良い場所に置いておきましょう。

切り分けてからの保存

いったん包装からだし、切り分けてからはきちんと保存しないと風味もおちてしまいます。

シュトーレンを基本の常温保存する方法

切り分けた2つの断面をきっちり合わせてラップで包み密封します。

暖房のきいていない涼しいところ(日の当たらない部屋や廊下など)に置いておきましょう。
(保存している場所は風通しよくしてくださいね。)

常温保存していると、砂糖がしっとりしてくることがあります。
それは賞味期限が近づいているということですので、そうなったらできるだけ早めに食べ終えるようにしましょう。

シュトーレンを冷蔵庫に入れてはいけない?

シュトーレンだけでなく、パンというものは冷蔵庫には入れません。

  • 冷蔵庫にいれると乾燥してパサパサしたり硬くなってしまう
  • 他の食品の臭いが移る

というデメリットがあるからです。

本来、シュトーレンは常温で長期保存のできるものなのです。
しかしこれは「本場のドイツ」「本格的なレシピ」ではということです。

日本の気候や住宅事情を考えると同じというわけにはいきませんよね。

マンションなど気密性の高い住まいやセントラルヒーティング完備の住居などでしたらカビが心配です。
風邪予防に加湿器を使っているところも要注意です。

そういうときには冷蔵庫にいれるのもやむなしだと思います。
冷やしたシュトーレンは中からじゅわ~とバターとフルーツの風味が舌の上で溶けだしてくるようで美味!ですよ。
後を引く美味しさになります。温かい飲み物とあわせると冷たいシュトーレンもいいですね。

ただし、冷蔵庫は「冷凍庫が年末の食材ギッシリで空きがない!」とか「明日の分も一緒に切り分けて短期間だけ」といった場合のあくまで非常手段にしてくださいね。
できれば冷凍保存するのがおすすめです。

シュトーレンを冷凍保存する方法

シュトーレンは塊のままではなく、1枚1枚切り分けてしまいます。
一切れずつラップかアルミホイルに包み、更にフリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜いて冷凍します。

ラップですと密着性が高いので新鮮さを保つ意味ではいいのですが、外すときに周りの粉糖がはがれてしまうこともあります。
アルミホイルですとトースターで温めるときにも周囲を汚さないですし便利ですね。
しっかり包むことで冷凍焼けを防ぐことができます。

お店によっては「子供向けにアルコールを使っていない」「女性向けに砂糖・バターを減らしている」こともあります。
スパイスの量も日本人向けにアレンジされていることも多いようです。
賞味期限・保存方法はまずはお店や商品に記載されている説明を確認しましょう。

冷凍したシュトーレンは室温で自然解凍するか、温めたオーブントースターに凍ったまま入れてください。
焦げや粉糖の溶けるのが気になる場合は温めたトースターのスイッチを切って、余熱で解凍してみましょう。

アルミホイルに包んで冷凍された場合は、アルミホイルは取らずに、
そのままオーブントースターで焼くと熱が全体に行きわたるため、美味しく焼くことができます。

カリカリに焼くのが好き!という人もいるようです。
私はしっとりが好きなのとすぐに食べて終えてしまうので、これは試していませんが、食べ比べにいくつか買ってきてたくさんあるときに是非試してみたいです。

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シュトーレンの美味しい食べ方 合う飲み物やちょい足しにおすすめは?

伝統的な食べ方

長い期間楽しむということは日本でも知られていますが、実は本来は毎日ちょっとずつ食べるというわけではないようです。

クリスマス前の期間をアドベントといい、クリスマスイブの前の4週前の日曜日毎に食べます。
時間がたつほど風味が増すシュトーレンはクリスマスを待ちわびる期間の楽しみのひとつなのです。

基本は常温で

常温でも日毎に風味が増し、熟成していく味わいの変化を楽しめます。
温めたり、冷やしたりしてもまたちがった美味しさを発見できますよ。

常温のシュトーレンを温めたい場合はレンジでひと切れ10秒ほどでOKです。

周りの粉糖は保存性を良くするため、かなりたっぷりの量になっています。
甘さが苦手な旦那さんやカロリーの気になる娘さんがいる家庭では無理せず取りのぞいてあげてもいいですよ。

冷蔵保存したものはちょい足しで更に美味しく!

トースターで温めてもいいですし、そのままでもまたちがう美味しさがあります。
「ちょっと乾燥してしまった」という場合は、クリームチーズや泡立てた生クリーム(砂糖なし)を添えてもよく合います。

冷凍保存したもの

半解凍でバニラアイスクリーム添えもおすすめです。
冷やすと甘さが感じにくくなります。周りのお砂糖の甘さが気になるときにいいです。
家族に普段あまりハードパンを食べない人や水分が少ないものを飲み込むのが苦手な人がいるときにもいいですね。
暖かい部屋で熱い飲み物に合わせていただくときにも冷たいお菓子はピッタリです。
洋酒やスパイスの風味もバニラアイスによく合いますよ。

おいしいアレンジ

ラスクにする

シュトーレンは濃厚でどっしり重厚感のあるお菓子です。
なかなか食べきれないというとき、また、手づくりシュトーレンに挑戦したが仕上がりに納得できなかったときなどはラスクにすると“サクカリ”で美味しくいただけます。
レシピを探して挑戦してみるのもいいですね。

まとめ

クリスマスのカウントダウンとして長く楽しめるシュトーレンは家族のくつろぎの時間にぴったりです。
家庭で楽しむときには是非シュトーレンにまつわる文化や背景を話題にしてみましょう。
家族で迎えるクリスマスが一層待ち遠しくなり、味の深まりとともにみんなの気持ちも盛り上がりますよ。

他にも気になることがありませんか?

『クリスマスケーキとシュトーレン』についてまとめたページはこちらです。

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