母の日は普段言葉にできない感謝の気持ちを伝える絶好のチャンスです。
面と向かって言葉を掛けるのは照れ臭いという場合に助けてくれるのが、プレゼントやメッセージカードです。
でも「何を選べばいいのかわからない、何と書けばよいのかわからない。」と頭を抱えてしまうこともあるでしょう。
ネットで調べた「母の日に喜ばれるプレゼントランキング」を参考にするのもアリですが、息子から母親にプレゼントをする場合はちょっと違うのですよね。
ちょっと・・・?
いいえ、全然違うかもしれません。
今回は息子から母親へ母の日のプレゼントを選ぶときのポイントと、喜ばれるもの、メッセージカードの文例などをご紹介します。
母の日プレゼントを息子から贈るときは何がいい?
男性が母の日にプレゼントを選ぶとなると「カーネーション」くらいしかパッと思い浮かばないのは普通かもしれませんね。
自分で考えてもわからず、「何がいい?」と母親に直接聞くと「プレゼントなんていらないよ」とか「何でもいいよ」と言われてしまったり。もしかすると遠慮しているというより、母親も照れているのかもしれません。
こう言われてももちろん何か贈ってあげるといいですよ。
母親からすれば、息子が母の日を知っているというだけで感激ものなのですから、どんなものを選ぼうと喜んでくれるはずです。まずは安心して、プレゼントは何にするかをお母さんの姿を思い浮かべながら考えてみましょう。
尚、もらって嬉しかったプレゼントといえば
1 花
2 食事
3 洋服や身につけるもの
となりますが、これらをプレゼントしているのは大多数で娘からとなります。女性同士なら好みもわかりやすいですし、女性用の品を売っているお店にも詳しいです。よくプレゼント選びのコツとして「普段自分では買わないようなものをプレゼントすれば喜ばれる」というツボも、センスのある娘さんに期待しているのであって、息子からのプレゼントには「最近わかりにくくなった息子の気持ち」に期待しています。
実際に欲しいものは「花」より、「子どもからの感謝の言葉」や「子どもと一緒に過ごす時間」という事実もあります。
また、「子どもが母の日のために時間を使ってくれたこと」が嬉しいのであり、モノよりキモチに対して喜びを感じるのです。
それから、あなたが社会人ならプレゼントの購入はアリですが、学生の間は(アルバイトをしていたとしても)、親に対して高額なお金を使うのはあまり感心しません。使ってもカーネーション1本、又は小さな花束くらいにしておきましょう。
親であれば、子どもに負担をかけたくないものなのです。
感謝の気持ちを表せるギフトとは何かを意識して考えるといいですよ。
母の日のプレゼントで喜ばれるものとは?
感謝の気持ちを表せるギフトとはどんなものになるのでしょうか?
まず、母の日のプレゼントとして喜ばれるポイントは、その品が「自分のことを考えて選んでくれた」と感じられるかどうかです。
たとえば、定番の「カーネーション」にしても、今では素敵なアレンジがされているものが増えています。
カーネーションのアレンジではプードルや熊の可愛いものがおすすめですが、もちろん1本だけのシンプルなものもスッキリしていていいですよ。
カーネーションの花言葉ですが、母の日ならば 赤:母への愛 がぴったりです。
アレンジなどで他の色が入る場合もあるでしょうが、ピンクは“感謝”なので大丈夫です。
黄色:軽蔑(けいべつ) や 白:亡き母を偲ぶ はやめておきましょうね。
尚、猫を飼っている家の場合はちがうお花にしてあげましょう。(猫が食べると危険なため)
カーネーション以外の花でしたら、バラもいいですね。
バラの花は人気があり、香りも良くていいのですが、トゲに注意です。切り花の場合はトゲをハサミで切ったものをプレゼントしてくださいね。(お花屋さんが処理してくれている場合もあります。)
“猫がいるからカーネーションではなく薔薇にした”“棘を切ってある”というところにも感激してもらえるでしょう。
そのこともさりげなく言葉で伝えるといいですよ。「トゲは切っておいたけど、残っているかもしれないから気をつけてね。」という感じです。
お金をかけない贈り物として定番の似顔絵、肩たたき券、お手伝い券も喜ばれますよ。
また、簡単な料理でも嬉しいと思います。それこそトーストにコーヒーでもいいですし、玉子焼き・ホットケーキ・カレーなどで十分です。一緒に食事をして会話があれば更に良しです。尚、この場合食事のあとの食器洗いまでがセットです。
他にも、感謝とねぎらいを込めて贈るプレゼント類はいかがでしょうか。癒しグッズや安眠グッズ、台所用品もうれしいものです。
ハンドクリームやエプロン、マッサージグッズなど、毎日使える実用的なものはうれしいですね。
母の日プレゼントに添えるメッセージの書き方と文例
遠方に住んでいる場合は、ラインやメールでもいいのですが、できれば電話で声を聞かせてあげるともっと喜んでもらえますよ。
一方、プレゼントを手渡す場合にはメッセージカードを添えるといいですね。
カードならば手紙のように長々と文章を書く必要はありませんから気楽ですよ。そして、是非手書きで書きましょう。
感謝していることを何か一つ思い浮かべると文章が書きやすく、また母親の胸に響く言葉になります。
例えば
毎日料理を用意してくれるお母さんに
夕ご飯がハンバーグのときは嬉しいです。
これからも元気でいてください。
塾や習い事を応援してくれるお母さんに
食べると元気がでてきて頑張れます。
これからもよろしくお願いします。
毎日練習に集中できるのはお母さんのおかげです。
本当にありがとう。
などがありますが、中にはいろいろ思い浮かんでわからない!ということもあるでしょう。そういうときにはその気持ちの通り、ストレートな文章にしましょう。
毎日、たくさんのことをありがとうございます。
お母さんのこと大好きです。
どれも簡単な文章ですが、凝った文章を書くよりずっと自然です。上手な文章より真っ直ぐな気持ちの方が嬉しいものですので自信を持って書いてくださいね。
息子から母の日のプレゼントのまとめ
- 感謝の気持ちを表せるギフトとはモノより言葉
- 学生の間はお金をかけないプレゼントこそ喜んでもらえる
- 母親は自分を思い浮かべて選んでくれたことに感激する
- メッセージは上手な文章より真っ直ぐな気持ちを言葉にしよう
きっとどんなプレゼントでも心のこもったプレゼントなら、贈ってもらった「真心」が一番うれしいと思います。
感謝の気持ちが伝えられるといいですね。