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お祭りが雨でも浴衣を着ていい?下駄のカバーや泥はねの落とし方はどうする?

番傘
せっかくのお祭りや花火大会、七夕に雨模様は憂鬱ですよね。中止になるかならないか、着て行くものはどうするか気になるところですが、もし浴衣を着る予定にしているならば確認しておいたほうが良いことがあります。
是非お出かけ前にチェックしておいてください。

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お祭りが雨のときに浴衣を着てもいい?

普段から着物を着こなす人ならば雨でも浴衣でもちろんOKなのですが、お祭りや七夕などのイベントでしか着る機会がない人も多いですよね。

雨が降っているのに浴衣を着ていたらおかしいと思われる?という疑問でしたら、もちろんおかしくはないですよ。浴衣は綿や化繊でつくられており、洗濯もしやすい着物です。それに時期的にも夕立が多いときですし、台風が接近している日でもない限りはおかしいと思う人はいないですから気にしないことです。

ただ、雨の日に浴衣で出かける場合、ある程度対処法を知っておくと良いですね。

もしかしたら降るかな?と思って出かける場合の3つの対策

(1)浴衣の下着はきちんと着ておく
白っぽい色、薄い色の浴衣が濡れると肌に張りつき透けてしまいます。浴衣用のインナー(浴衣スリップ)がなければ、キャミソールやタンクトップとステテコなどしっかりと着こんでおきましょう。暑いかもしれませんが、汗をかいて張りつくのも不快ですし透けるのはみっともないです。

(2)タオルや雨具の用意をしておく
日雨兼用のレースっぽい折りたたみ傘が軽くてかさ張らず浴衣にも合いますよ。お祭りなどで人混みを歩く予定の場合はカッパやポンチョなどを100均などで購入して持っていくといいですね。会場までは傘でいいのですが、人混みの中ではカッパをつけて歩きましょう。
雨具があっても足元などは濡れてしまうでしょうから拭き取れるタオルは必要です。浴衣や足元が濡れたままですと身体が冷えてしまいます。

(3)着付けのときに裾の丈を短めにする
浴衣が雨に濡れるのは大丈夫なのですが、泥はねはシミになってしまいます。泥はきれいに落ちないので、裾の丈を短めにしてつかないようにすることが大切です。

下駄には雨の日カバーはしたほうがいい?泥はねしないように歩く方法とは?

着物の場合は雨対策に下駄に爪皮(つまかわ)という爪先が濡れないように下駄に掛ける雨カバーがあります。爪掛けとも呼ばれます。

しかし浴衣の場合の足元は素足に下駄ばきだと思います。それならばカバーをかけるよりタオルで拭けば大丈夫でしょうから爪皮を用意しなくてもいいでしょう。ただ、濡れると花緒がいたむことがあります。下駄は白木のものでないならば雨やぬかるみに強いですし、草履に比べると泥はねしにくいです。

浴衣で急な雨に出会った場合の対処方法

まず急いで走らないようにしましょう。泥はねの原因になりますし、下駄は滑りやすく危ないです。
泥はねを避けるためには褄(つま)を取って後ろの裾が15~20センチ持ち上がるようにして歩きましょう。
「褄をとる」とは、裾の長い着物の褄を手で持ち上げて歩くことで、左右のおくみ(前たて)を片手で同時に持つようにします。

雨の日に泥はねしないように歩くには

小またに膝と膝を付けるように内また歩きにします。こうするとはねが外に飛ぶので着物に飛ぶのを減らすことができます。そしてゆっくりと歩くことを心がけましょう。


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浴衣のついた泥はねの落とし方は?

雨の日の浴衣で一番避けたいのは濡れることより「泥はね」です。

いろいろ対策をしたのに泥はねがついてしまったという場合には、慌ててこすったりしないでくださいね。濡れた状態でこすってしまうと落ちないシミとなってしまいます。

まず帰ってきたら着物用ハンガーに浴衣をかけて乾かします。そして泥が乾いてから柔らかい布で拭き、手で軽く揉むようにしましょう。ブラシで払い落とすのも効果的です。それから浴衣を洗いますが、洗濯機で洗うだけでは落ちにくいので、前処理(予洗い)をしておきます。前処理の方法は、泥シミの部分に洗剤を直接つけてもみ洗いします。洗剤は乾いた状態につけます。先に水洗いなどで濡らしてしまわないようにします。これは水と一緒に泥の成分が繊維の奥まで入り込んでしまうからです。その後、浴衣を洗濯しましょう。

※浴衣の洗濯方法を確認し、色落ちしないかなどのテストをしてから洗濯するようにしましょう。

さいごに

雨の日の浴衣や下駄についてはそれらが濡れることよりも泥はねが心配だということがお分かりいただけましたか?

またや身体が冷えてしまうとお祭りも楽しめません。雨が降りそうならば早めに会場を出てお店に入るなどといった対策も考えてみてくださいね。

https://koiukoto.com/1731.html

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