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ダウンの洗い方 自宅でも洗濯機でふわふわにする方法

砂遊び

冬のお出かけには暖かいダウンジャケットが大活躍です。しかし子供のダウンは砂遊びをしたり、ころんだり、チョコやジュースがついてしまったりと汚れがついてしまうことが多いですよね。シーズンの途中でもすっきりキレイに家で洗濯して清潔にしてあげましょう。

今回は、手持ちのダウンを洗濯機で洗う方法、失敗しない注意点、ふんわり仕上げる方法についてご案内します。

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ダウンの洗い方 自宅でも洗濯機で洗えます!

子供でなくとも大人のジャケットも汗や皮脂の汚れでシーズン終わりにはクリーニングが必要です。しかし家族全員のダウンをクリーニングに出すとなるとお店に持っていくのもかさ張ってたいへんですし、クリーニング代もかかります。

洗えるものは自宅で洗ってしまったほうが楽です。

自宅で洗濯していいのかどうかは次の手順で確認しましょう。

まずは洗濯可能かどうか表示をチェック!

2016年から洗濯表示が変わっていますが、×(バツ)がついていなければ洗濯可ということです。あとは洗濯の強弱を表しています。
表示に×がついていれば水洗い自体ができませんのであきらめてクリーニング店に出しましょう。
洗濯表示

上の写真は旧表示で、洗濯機の弱水流で洗えるマークがついています。よって、やさしく洗濯機または手洗いすることができます。
また「洗濯容量の大きな洗濯機で他の衣類と別に洗ってください。」
「乾燥ドラム容量の大きな乾燥機でテニスボールと一緒に乾燥させてください。」とも書いてあります。

次に週間天気予報をチェック!

ダウンジャケットは洗濯後、乾かすのに2~3日必要です。3日間、晴れが続く日に洗いましょう。
表裏を返しながら2~3日がかりで干して乾燥させていきます。途中で雨が降ったり、1日だけの乾燥で中までちゃんと乾いていないと、臭いがついてしまったり、カビが発生したりしてしまいます。

ダウンの洗濯機での洗い方の手順

手洗いでも洗う方法もありますが、ダウンジャケットはかさ張るものですし、普通のバケツや洗い桶では小さすぎます。浴槽で踏み洗いする方法は洗剤で滑って転倒することもあります。洗濯機で手軽に洗ってしまいましょう。

ダウンジャケットを洗濯機で洗う手順

  1. ファスナー、ボタンを閉じたダウンを洗濯ネットに入れます。
  2. 手洗いコース(おしゃれ着を洗うモード)を選び、洗濯します。
  3. 脱水は 1分程度の短い脱水を3回ほど繰り返します。
  4. 乾燥は大きめのハンガー(厚みのあるもの、長さのあるもの)に掛けて風通しのよいところで陰干しします。

洗濯のコツ

ダウンジャケットに含まれる空気のせいで浮かんでしまって上手く洗えない場合は、畳んだダウンジャケットをバスタオルでくるんでからネットに入れましょう。

ボタンやファスナーは閉め、畳みます。
ダウンジャケットの洗い方
ネットに入れて洗います。
ダウンジャケットの洗い方

脱水のコツ

脱水をかけると遠心力で羽毛が損傷したり偏ったりするので、短い時間で様子をみながら行いましょう。洗濯槽の中でダウンが片寄って上手く作動しないときは取り出し、乾いたバスタオルでトントンと軽くたたくようにして水分を吸い取ります。

乾燥のコツ

乾燥のときに使うハンガーに大き目のものがない場合、ハンガーにバスタオルを巻いて使うと型崩れを防いでくれます。
また吊ったままですと中で羽毛が偏ってしまいますから少し乾いてから、ほぐして直します。ほぐし方は両手ではさんでポンポンと叩くような感じです。決して揉まないようにしましょう。数時間おきに3回ほど縦横いろいろな方向から、衣類の両端を持って軽くふりさばいて空気を含ませるようにします。

フードにファーがついている場合

リアルファーは、洗えませんので外して置いておきます。(ファー専門店でクリーニングしてもらいます。)
フェイクファーの場合は外して別にネットに入れて洗いましょう。

フリースのお手入れ

ダウンの裏地にフリース素材などを使っている場合のお手入れ方法です。
ダウンジャジャケットのメンテナンス
コロコロなどの粘着テープで繊維に絡まっているホコリをとります。コロコロがない場合はガムテープでもいいです。
これで毛玉も持ち上がるため、次に洋服ブラシなどで毛玉をとります。(取れないものはハサミで切ってください。)
丁寧にブラッシングすると風合いが戻り、着心地も良くなります。


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ダウンは洗濯機でもふわふわになる?

ダウンジャケットの洗濯を自宅で行い、失敗した例でよく聞くのは「元のようにふわふわにならない」というものです。私は上記の方法で洗濯をしていますが、ダウンはふわふわの状態に戻りました。

ダウンの羽毛がふんわりしていないと保温性が落ちてしまいますし、見た目もよくありません。ダウンのボリュームが戻らないことには、いくつか原因がありますのでチェックしておきましょう。

洗剤は中性洗剤を使う

エマールなどのおしゃれ着洗い用の洗剤を使って洗いましょう。
普段着洗いに使う洗剤は弱アルカリ性です。弱アルカリ性は汚れ落としに強いのですが、洗浄力が強くダウン(羽毛)の油分を余計に取り除いてしまい元の様にふんわりとなりません。

洗剤は量を守り、すすぎはしっかり

洗剤が残留するとダウンが元の状態に戻るのを妨げてしまいます。少ない洗剤だとしっかり汚れが落ちないのでは?と心配される場合は、汚れ部分を次の方法で予洗いしておきましょう。

予洗いの方法
襟、袖口などには皮脂汚れやお化粧のファンデーションがつきやすいので洗濯機に入れる前にささっと手洗いしておきます。中性洗剤をつけて、柔らかなブラシやスポンジで軽く刷り込んでおくだけです。

縦型の洗濯機の乾燥は使わない

うちは縦型なので自然乾燥のみでしたが、ドラム型でしたら、ぜひ使ってみましょう。フワフワの状態に復元してくれます。

ドラム型乾燥機でフワフワに乾燥させる手順
乾燥機にかける時間を短くするため陰干しをしてから、ドラムでなるべく低めの温度で20~30分くらい乾燥させます。
このときテニスボール(新品)を2つほど一緒に入れて回すとふっくら仕上がります。
コインランドリーが近くにあれば、同じように乾燥機にかけてみてもいいですね。コインランドリーの温度設定は低めを選んでも高めになってしまうことも多いので、5分ほどかけてみて様子を見るようにしましょう。

柔軟剤を少量使う

柔軟仕上げ剤を使った方が、静電気防止になります。(静電気があるとふんわりしなくなります。)
※ダウン専用の洗剤を使う場合は柔軟仕上げ剤は不要です。
私が使っているのは洗剤が「エマール」、柔軟剤が「ソフラン」です。
おしゃれ着洗い

強い力でほぐそうとしない

羽毛の偏りを揉んだり叩いたりすると、羽毛の芯の部分が折れてしまいます。折れてしまうと元に戻らなくなってしまいます。

さいごに

お試しは自己責任でお願いします。

やはり高価なものであればプロのクリーニング店に任せた方が良いでしょうが、手洗い可のものならたいてい大丈夫です。

数年来着ていて十分元は取ったもの、子ども用(サイズアウトしそうなもの)なら洗濯機で清潔なものを着る方が気持ちいいですよね。

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