ハロウィンの仮装や、イベントのコスプレ、夏のきもだめし大会、文化祭のお化け屋敷の演出、演劇部での出し物や自主製作映画の撮影で血糊(ちのり)を使用したいと思ったことはありませんか?
今回は
- 口に含んでも大丈夫な安全性の高い血糊の作り方3種
「はちみつ血糊」「チョコレート血糊」「ケチャップ血糊」 - 血糊が大量に必要な時に安上がりに手作りできる方法2種
「片栗粉血糊」「水のり血糊」 - そして終わった後にちゃんと落ちるようにする工夫
についてご紹介していきます。
血糊の作り方 食べられるもので作れば子どものコスプレにも使える♪
血糊は市販品もあります。
血糊が売っている場所は、東急ハンズやロフトなどのパーティグッズ売り場です。
またハロウィンが近づくと100均やドンキにも血糊が登場します。
しかし割高なので、ほんの少しだけでいいときや逆にたくさん使いたいときには経済的でありません。
また、市販のものは安全性から口に入れたりすることはできません。
販売されている場所が近くにないこともあるでしょう。
そんなときは血糊を自作してみませんか?
どれもとっても簡単で、混ぜるだけであったり、少し温めるくらいでできてしまいます。
材料もスーパーなどで手軽に手に入るものばかりです。
食べられる血糊はこんなときにおすすめ!
- 吐血シーンで使いたい
- 顔のメイクとして使いたい(※市販の血糊は口には使えない)
- ハロウィンパーティーに参加する子どもに使いたい
はちみつ血糊の作り方
《材料》
はちみつ 大さじ1
食紅(赤)耳かき1杯程度
食紅(緑)ほんの少し
《手順》
- 色がわかりやすい白い小皿などにはちみつを出します。
- 食紅の(赤)を加えてよく混ぜます。
- 鮮やかな赤になったら、食紅の(緑)をほんの少しだけ加えてよく混ぜます。
食紅の(緑)を加えることでよりリアルな色に近づけることができます。
もう少し粘度が欲しい場合には、オリゴ糖などに食紅を混ぜても同様に作れます。オリゴ糖のほうがはちみつより安いので気軽に作れますよ。
チョコレート血糊の作り方
《材料》
板チョコ
食紅(赤)
《手順》
- 板チョコをボウルに割り入れ、湯煎で溶かします。
- 食紅(赤)をほんの少し加えてスプーンで混ぜます。
食紅の(緑)がなくても、チョコの色で本物っぽい血の感じになります。
ケチャップ血糊の作り方
《材料》
ケチャップ
インスタントコーヒー(チョコでも可)
食紅(赤)
《手順》
- お皿などにケチャップを出します。
- 食紅を加えてよく混ぜます。
- インスタントコーヒーを少し加えて、色を調整していきます。
ケチャップだけだと一番古典的な血糊です。でもそれでは赤みが足りなくて、オレンジ色っぽくなってしまうため食紅を加えます。
食べられる血糊の特徴や注意点
- 人体に影響がない血糊ですが、ベタベタとしています。乾いて固まることはないため、大切な衣服などに付かないように気をつける必要があります。
- 目の中に入らないようにしてください。
- 食べ物で作られていますが、小さいお子様は皮膚が未成熟ですので刺激となってしまいます。
- はちみつは1歳未満の赤ちゃんがなめると危険です。(乳児ボツリヌス症という病気の心配があるため)
- 甘い香りに誘われて虫が寄ってくることもあります。
血糊の作り方 洗濯のリや片栗粉なら大量に使う場合に安上がり♪
血糊をたくさん使う、固まってくれないと不便という場合にはこちらがおすすめです。
片栗粉血糊の作り方
《材料》
水 100ml
食紅(赤)耳かき1杯程度
食紅(緑)ほんの少し
片栗粉 小さじ2
※分量は参考程度です。使いたい量や好みの仕上がりによって適当に増減させてくださいね。
《手順》
- 鍋に水を入れ、食紅(赤)を加えて混ぜます。
- 食紅(緑)をほんの少しだけ入れて、赤黒いリアルな色合いになるように調整します。
- 片栗粉は同量の水(分量外)に溶かしておきます。
- 鍋を火にかけ、水が温まってきたら火を止め、混ぜながら水溶き片栗粉を加えます。
- 更に火にかけ、混ぜながら濃度を調整します。
片栗粉血糊の特徴
片栗粉も食材ですので口に入っても大丈夫です。
片栗粉を使うので、乾いてしまいます。
水のリ血糊の作り方
おうちに食紅がないときは絵の具で代用できます。
《材料》
水のリ(透明の液体タイプの糊)
アクリル絵の具の(赤)と(緑)
《手順》
- お皿などに水のリを出します。
- 赤い絵の具を加えてよく混ぜます。
- リアルな色を再現するために緑の絵の具を少しだけ加えて混ぜます。
その他
尚、衣装に血糊をつけるだけでしたら、絵の具を水で伸ばしただけで十分です。
黒い服に血糊を付けたい場合、赤色をそのまま塗っても目立ちません。
白色のジェッソのような下地を塗って、その上から赤色塗料を塗るようにしましょう。
血糊の作り方 ちゃんと落ちるの?落ちやすくする工夫とは?
イベントが終わった後に血糊を落としやすくする工夫をしておきましょう。
肌につけた血糊を落としやすくするには
手や顔に血糊メイクをする場合は、リキッドファンデーションを塗ってから血糊を使うようにします。
リキッドファンデーション持っていない場合は、日焼け止めを塗った後、ベビーパウダーをはたき血糊をつけましょう。
そうすると簡単にクレンジング(メイク落とし)で綺麗に落とすことができます。
衣装につけた血糊を落としやすくするには
血糊を付けたい場所にステッィクのりをぬりぬりしておきます。
のりが乾いてから血糊を付けます。
血糊をおとす場合は部分洗いをしてから洗濯機に入れてください。
血糊を作る際に、絵の具を使うときはアクリル絵の具ではなく水彩絵の具を使用してください。
アクリル絵の具のほうが発色が良く、臭いも少ないので落とす必要のない血糊の場合であればおすすめです。
しかし、アクリル絵の具は乾くと耐水性になります。そのため水彩絵の具よりも汚れが落としにくくなります。
ただ、残念ながら衣装の生地によっては血糊の色を完全に落とせないこともあります。
さいごに
血糊メイクは必ず使用が許された場所で行いましょうね。(事前に許可をとること)
混雑するところでは他の人に色を移してしまったりする危険もあるので、十分気をつけて!
また、あまりにリアルすぎるのは不潔感、不快感を持たれます。パーティーなどでは抜け感のあるほうが楽しめますよ。
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