家族みんなが使うトイレは汚れやすく、掃除も毎日行っている家庭が多いと思います。
便器や床は毎日掃除しててもなかなか手が回らないのはトイレタンクではないでしょうか。
さっとひと拭きだけでは知らず知らずのうちに頑固な汚れがついてしまっていたということもあります。
トイレタンクのフタに手洗い部分がついたタイプをすっきり掃除する方法をご紹介いたします。
トイレタンクのフタの掃除をするときの注意点
手洗い付きフタを掃除するときの注意点
フタには穴が開いていてタンク内に水が流れる落ちるようになっています。
タンク内にはいろいろな素材の器具が入っています。
酸性洗剤、アルカリ性洗剤、塩素系洗剤はそういった器具を痛めてしまいます。
掃除の際、洗剤を中に流してしまわないように気を付けましょう。
洗剤は洗い流さず水で絞った布で拭き取るように仕上げます。
トイレタンクのフタの黒ずみ汚れを徹底的に落とす方法
陶製の手洗器では、水垢にほこりが付着したものが次第に乾いて固まり、頑固な黒ずみになりがちです。
この部分の黒ずみは中性洗剤だけでは取れない場合が多いのです。
取り切れない黒ずみはクリームクレンザーを使用しましょう。
スポンジにラップを巻いてからクレンザーを少しつけると研磨剤がスポンジの目に入ってしまわず、効果をよく発揮しますよ。
それでも落ちない場合は、少し水で濡らしながらサンドペーパーでこそげ落とします。
トイレタンクを掃除するときに用意するもの
クリームクレンザー
スポンジ
ゴム手袋
ぼろ布やキッチンペーパーなど(拭き取り用)
耐水性サンドペーパー(1200番~1500番)
クリームクレンザーで傷はつかない?
今回私が使用したのは「ジフ」という商品名のクリームクレンザーです。
ジフに使われている研磨剤は天然成分「カルサイト」を100%使用していて、これはガラスやステンレスより柔らかいものです。
サンドペーパーで傷はつかない?
ペーパーの番号は大きいほど目が細かくなります。
1500番で磨いた場合、陶器やホーロー、ガラスであれば、ほとんど傷はつきません。
ただ、使う際には少し水をつけてやさしくくるくると円を描くように使ってください。
固形石鹸を少しつけるとよりマイルドになりますよ!汚れも落ちやすくなって一石二鳥です。
また、ペーパーは小さめ4㎝角くらいに切ってつかいますが、ハサミをつかうと刃を痛めてしまいます。
折り目をつけて手で破るほうがいいです。
トイレタンクの手洗い蛇口に緑青がついてしまった場合の対処方法
トイレタンクの手洗い蛇口をカランといいます。
ここに現れてしまう緑の汚れは緑青(ろくしょう)といい、錆の一種です。
金属部分に緑青が発生した場合もクリームクレンザーで磨くときれいにピカピカになります。
クレンザーが根元のパッキンにつかないように気をつけてくださいね。
また、サンドペーパーは傷がつく恐れがあるので、おすすめしません。
尚、緑青は無害に等しいので、蛇口についているからといって手洗いを躊躇(ちゅうちょ)しなくてもいいですよ。
さいごに
トイレタンクのフタに手洗い部分がついているとフタが取り外せず、掃除しにくいですよね。
タンクの前には便器もあって細かいところに手が届きにくかったりします。
でもトイレに入って目につきやすい高さにあるところですから、ぴかぴかにしておきたいですね。