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お風呂のカビ掃除を小さい子供がいる家庭で安心して行う方法

お風呂

毎日お風呂掃除をしていてもいつの間にかでてくるカビ。

カビ取りには「塩素系カビ取り剤」が早くて効果的なのはわかっていても、小さい子どもがいると使ってもいいか心配してしまいます。

カビキラーなどを使って安全に掃除する方法とカビキラーなしでも掃除できる方法をご紹介いたします。

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お風呂でカビキラーを使っても小さい子どもは大丈夫?

使用上の注意を守って使用すれば、小さい子どもがいる家庭でもカビキラーなど「塩素系カビ取り剤」は問題ありません。

掃除中のお風呂には近づけない、臭いを子どもが過ごす部屋に流さないように気をつければ大丈夫です。

安心してお掃除に取り掛かれるように、気になる事柄について解説しますね。

使用したあとに裸でお風呂に入るのが気になる
「カビキラー」の成分は水に溶けてしまうものです。
しっかり水洗いすれば成分が浴室に残留することはありません。

“まぜるな危険”の表示が気になる
カビキラーはアルカリ性で酸性のものと混ざると人体に有害な塩素ガスが発生し非常に危険なため、注意の表示です。
製品のラベルをしっかり確認しましょう。「酸性タイプ:まぜるな危険」の表示がなければ、心配ありません。
尚、お掃除でよく使われるお酢やクエン酸は酸性ですから同時に使ってはいけません。
単体での使用であれば問題ありませんので、カビキラーを使った後水洗いすれば他の洗剤を使っても大丈夫です。

水洗いしても排水管の中で塩素ガスが発生しないか気になる
仮に排水同士がまざりあっても危険なレベルの塩素ガスが発生することはありません。
塩素系の成分は時間が経つと酸素と塩に分解されます。

強力な効果が気になる
塩素系薬剤は消毒殺菌用として水道水やプールにも広く使われています。
また、カビキラーの主成分である次亜塩素酸ナトリウムはミルトンなど哺乳瓶消毒にも使われています。
確かに強力ですが、ノロなどで嘔吐があればしっかり消毒してくれのも次亜塩素酸ナトリウムです。
ですので、小さい子どものいる家庭でこそ、普段から使用の注意点をわかっていることも必要だと思います。

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お風呂のカビ掃除を安全に効果的にする方法

効果的に使うことで1回の使用でカビを撃退できます。
取りきれないと何回も使用しなくてはならなくなるので、細かく説明しますね。

1)カビ以外の汚れはあらかじめとっておく

お風呂にはカビ以外の汚れがいろいろあります。ヌメリや水あか、皮脂汚れなど、浴室用洗剤などで落としておきます。
まず、カビキラーの成分をしっかりカビに浸透させることが必要ですのでそのための下準備です。

2)お風呂場は乾燥させておく

水分があると成分が薄まりますし、液だれしてしまいます。
前日にざっと他の汚れのお掃除をすませておくと楽ちんですね。
ただし、水分がある場合でも大きく効果に差がでるというわけではないので、神経質に拭いたり、乾燥をかけたりしないでも大丈夫です。

3)マスク、眼鏡(ゴーグル)、ゴム手袋を身につける

液が壁に跳ね返って目に入ることもあります。眼鏡も必ずつけましょう。

4)換気を十分にしてスタート!

お風呂のドア、窓を開け、換気扇を回します。
掃除中はもちろん、掃除が終わった後もしばらくは換気を継続しましょう。
子どもがいる部屋に臭いを流したくない場合は、扇風機を浴室に向かってかけるといいですよ。

5)約15cm 離して、直接カビにスプレーします。

目線より上にはスプレーしない
壁の上部や天井など、高い所に使うときは、柄つきのスポンジなどに液をつけ、塗りつけます。

つけすぎない
カビの部分にだけ薄くつけばOKです。
カビのない部分につかってもカビ防止の効果はありません。

金属部分(水栓金具など)・浴槽・シャワーカーテンには使わない
水栓金具などに使うと変質させてしまいます。
浴槽の汚れ(水あか)はカビキラーでは落とせません。素材によっては変色します。
布製品には使用できません。

5)数分放置します。(ひどい汚れの場合には20~30分)

放置中は浴室ドアは閉めておきます。

すぐにブラシをかけない
カビキラーの成分がカビに浸透し、分解する時間が必要です。
 
長時間置かない
長く放置すると効果が高まるというわけでありません。数分で大丈夫です。

6)しっかり水で洗い流す(お湯はNG)

すすぎ残しがないように全体にまんべんなく水洗いをします。
お湯を使うと臭いがきつくなります。必ず水にしましょう。
 

7)作業後は、手洗いはもちろん、顔や目も洗う

成分がついたまま子どもに触れるのも気になりますし、自分も気分が悪くなったりします。

8)使用後はきちんとノズルをロックし、子どもの手が届かないところに保管しましょう。

事故防止のため、電動スプレーのタイプはスプレーを取り外して保管します。

お風呂のカビ掃除をカビキラーを使わないでする方法

でもどうしても臭いが苦手、使うのは気になるという場合は次の方法もあります。

まず、カビが発生してすぐならば中性洗剤で落とせます。

お湯でカビを撃退する方法

50℃のお湯をカビの箇所に90秒以上かけます。
その後水をかけてからブラシなどでこすり落とします。
最後に水分を拭き取ります。
ヤケドに注意してください。(高い場所は危険なのでやめておきましょう。)
また、結構な湯量が必要ですので光熱費と手間はかかります。
ピンポイントでカビが気になる場合にはこの方法もいいですね。

重曹と酸素系漂白(過炭酸ナトリウム)を使う方法

重曹と酸素系漂白剤を1:1でまぜ、水を少しずつ加えてペースト状にします。
カビの部分に塗りつけ、乾燥しないようにラップでパックします。
数分から数時間置き、ブラシやスポンジでこすり落とします。
目地など傷つけないように少し水をかけながらやさしくこすってくださいね。
あとは水で洗い流します。

ペースト状にするときの水はぬるま湯(40℃前後)にすると効果UPです。
重曹の代わりに粉石けんでもいいですし、酸素系漂白剤をお湯にとかしたものを塗りつけてもいいです。
尚、カビキラーとの併用は絶対不可です!

まとめ

  • 小さい子どものいる家庭でも塩素系カビ取り剤は使用上の注意を守れば使っても大丈夫!(換気と水洗いを徹底し、保管方法に気を付けること)
  • 発生したばかりのカビ、少しのカビならカビ取り剤なしでも撃退できる!

お風呂のカビを放置しておくほうが健康上に悪いです。
カビはアレルギーの原因のひとつですし、胞子をどんどん飛ばしてあっという間にカビ汚れが広がってしまいます。

入浴中にカビが目に入るとリラックスできず、精神衛生上もよくありません。

お風呂は1日の汗と疲れを洗い流す場所であるのと同時に子どもとコミュニケーションをとる楽しい空間でもありますから、カビのない清潔なお風呂で、安心して楽しいバスタイムをお子さんと過ごしてくださいね。

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