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娘の呼び方を敬語で丁寧な言い方にすると?他人の家族を表現するとき

お嬢さん

会話の相手に子供がいて、それが女の子だった場合なんと言うのがしっくりくるのでしょうか?

娘を尊敬語や丁寧語でいうとどのような言い方をすれば失礼にならずにすむのか気になりますよね。

さっそく確認してみましょう。

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娘の呼び方を敬語にするとなんという?

他人の女の子どもに対する敬称はご息女(ごそくじょ)またはご令嬢(ごれいじょう)となります。

「お子様」「お子さん」「娘さん」「お嬢様」「お嬢さん」あたりも丁寧な言い方です。

いうまでもなく、「さん」より「様」のほうが丁寧になります。

ただし、「娘様」は使われません。

「ご令嬢」と「ご息女」の使い方

ご令嬢、ご息女は他人の娘を敬っていう言葉です。
自分の娘を言い表すときには、単に「娘」といったり「長女」や「次女」と言います。

そして「ご令嬢」には、かなり位の上の方の女のお子さんというニュアンスがあります。家柄ですとか豪邸に住んでいるイメージですので、日常の会話ではつかいません。

普段のビジネスシーンなどでは「ご息女」といったほうが自然です。

また、緊張のあまり「ご令嬢様」「ご息女様」と言ってしまわないようにしましょう。「様」をつけると二重敬語になってしまいます。

娘を丁寧な言い方で違和感なく使いたいとき

正しい日本語での娘の尊敬語が「ご令嬢」「ご息女」だとしても、日常生活での会話ではなかなかスマートに使いこなすのは難しそうですから、失敗なく使える言葉としては、「お嬢様」です。

名前がわかっている場合の表現はどうする?

この場合は「〇〇[名]様」がよろしいですね。

また御姉妹で二人、三人いらっしゃってどの方のことかわかるように「お嬢様の〇〇[名]様」といってもいいでしょう。

SNSでは娘を何と表現する?

インスタグラムやブログへの投稿を見て、何か一言コメントを残したいときは、どちらかというと手紙より会話のニュアンスで表すことが多いです。

相手のノリやテンションに合わせることも大事なコミュニケーションですしね。

例えば、娘(3才)のおバカ写真(この“おバカ”は幼児特有の愛嬌のある行動などを指します。)の投稿がされていて、とっても可愛らしいなと思った気持ちを伝えるとき、「娘ちゃん、かわいいですね」というようなコメントを絵文字と共に入れたりしてもいいでしょう。

「娘ちゃん」といった表現は軽いノリができる親しい相手に限定されますが、その相手にわざわざ「お嬢様」と書くと冷めた目線となり、嫌味っぽく受け取られかねません。

SNSの場合はよく主語を省きますので、よくわからない、迷った場合は「かわいい~」だけでもリアクションがあったと喜んでもらえるでしょう。

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娘を表す言葉、他人の場合の呼び方はどうするのが自然?

自分より年上の娘さんの場合

例えば、会話の相手が大事な取引先の方や恩師だった場合でご高齢だと、その娘さんの年齢はすでにあなたより年上だったりすることもありますね。

その場合には「ご息女」を使うのが無難です。

「ご令嬢」「お嬢様」ですと「嬢」の文字に「未婚の娘」という意味合いが含まれます。

「子女」「お子さま」などの「子」の文字には「未成年」や「小さい子」という意味合いが含まれます。

ですから、年齢を気にせずに使える「ご息女」がいいですね。

義理の娘、息子のお嫁さんを敬って言うときは?

義理の娘が養女を意味するのであれば、「ご令嬢」「ご息女」ですが、息子さんのお嫁さんを意味するのであれば悩みますよね。

息子さんは「ご令息」といいます。既婚女性に対して用いる敬称の「夫人」をつけて「ご令息の夫人」になります。

しかしこれもケースバイケースで「お嫁さん」といった方が相手に伝わりやすいかと思います。

仕事場でお電話でのお問い合わせを受けているときなどは、相手の使う言葉に合わせたほうがいいですね。

一方、そのご当人も同席の場では「〇〇[名]様」「奥様」を使うと良いかと思います。

他人の家族の敬称はかしこまりすぎないことも大切

ビジネスシーンといっても様々な業界があり、中にはあまりかしこまったりすると場にそぐわないどころか、バカにしてるのか?となることがあるので、注意が必要です。

過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

上司といえども係長クラスの娘さんであったり、現場で働く系の業界でいきなり「ご令嬢」と言い出すと妙な雰囲気が流れそうです。

「お嬢さん」「お嬢様」あたりが違和感なく使えます。

例えばショップで働いていて、お客様が「自分の娘へのプレゼントなの」というような会話の流れでは、「お嬢様のお祝いごとですか?」というほうが自然です。

また、場合によっては「ご家族」を使うのも便利です。

例えば病院で働いていて、御年配の患者さんの付き添いの娘さんのことなどは「ご家族の方とご一緒に来られたのですね」と娘かお嫁さんかと紹介されていないときにも使えます。

平易な言葉でも対面のときには態度に敬う気持ちがあれば大丈夫です。

娘の呼び方の敬語のまとめ

他人の娘を敬った言い方で表すには、

  • かしこまった言い方が必要となるセレモニーでのシーン、手紙やスピーチでは

    「ご令嬢」「ご息女」

  • 取引先相手のビジネスの場や目上の方の娘さんがあなたより年上であれば

    「ご息女」

  • 一般的なお客様相手のビジネス用語としては

    「お嬢様」「お嬢さん」「娘さん」、「ご家族」

  • よく知る目上の方との会話であれば

    「お嬢様」「お子様」、名前がわかれば「〇〇[名]様」

  • 親しい間柄であれば

    「お子さん」「娘さん」、名前や年齢がわかれば「〇〇[名]ちゃん」

これらをご参考に、お相手やその娘さんの年齢をふまえてぴったりしたものがあればと思います。

お相手のお子さんが男の子である場合はこちらの記事をどうぞ
男の子女の子複数のお子さんを一緒に言う場合のことも書いてあります
↓ ↓ 

相手の方に息子さんがいらっしゃる場合、「息子」を敬語や丁寧に言うとなるとどのような言葉を使うのでしょうか? 特に、格式のある場での文書にする場合や、お客様との会話でも失礼のないようにしたいものです。 一方で、マナーの常識があっても意外と困るのが、親しい間柄でのメールやライン、会話です。 友人、知人、身内の子供の呼び方を堅苦しくなく、そして馴れ馴れしくしすぎないように使いたいと思いませんか?

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