ルーブル美術館展で手に入れた鎌倉紅谷「ルーヴルッ子」お値段は810円(税込)。
関西では幻のお菓子である「クルミッ子」がルーブル美術館展仕様となってお目見えです!
その美味しさは常に楽天で ★★★★★(星五つ)を獲得している人気ぶりだとか。お味とその魅力についてレポしたいと思います。
クルミッ子とは?
“もらったら嬉しいお土産リスト(全国版)”とかあれば、おそらく10位以内には絶対入ってくるはず!な鎌倉の銘菓です。
平成24年には、第25回神奈川県名菓展菓子コンクールにて「クルミッ子」が 最優秀賞を受賞しています。
名称 焼き菓子
原材料名 くるみ、砂糖、生クリーム、小麦粉、バター、水飴、卵、牛乳、はちみつ、膨張剤、香料
(原材料の一部に大豆を含む)
製造者 株式会社鎌倉紅谷
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-12-4
お問い合わせ先 0120-25-2187
(平日 10:00~16:00)
クルミッ子の人気は凄まじく、「切り落とし」や「こわれ」などの訳あり品も大人気で店頭に並ぶやいなや即完売!
クルミッ子を不正転売する業者なども出てきて問題となっています。
そんな人気者をルーブル美術館展で手に入れられるとは・・・!
早速お味をいざ!
クルミッ子のお味は?
食べることは大好きですが、食レポは苦手なのでちゃんと伝えられるかいささか不安ですが、いってみます!
直営店ではバラ売りなどもあるようですが、美術館では5個入りのみ販売。そして「おひとり様3個まで」と購入制限付きです。
限定品は外箱のリスのイラストもオリジナルです。
クルミッ子のお味は、クルミ押しの強い想いをキャラメルでからめ、甘さとほろ苦さをタルト生地でサンドしてお行儀よくしてみた感じです。
・・・やっぱり、食レポむずかしいですね。気を取り直して最初から、いってみます!!
まず食べてみての一口目、ほぉ~・・・となんともいえず浸ってしまうような美味しさです。
「キャラメルにクルミ」と聞くとカリっとキャラメリゼされた味を想像していたのですが、見事に裏切られました。いい意味で。
お菓子に使える形容詞なのかどうかわかりませんが
愛くるしいお菓子
というのがぴったりです。
リスのイラストもほっこりしますし、大きさも一口サイズで可愛らしいです。
甘さも主張せず控えめですし、キャラメルもノドに来るような甘さや舌で感じるような苦みがなくとろりとしています。
サンドしてある生地は、練りパイというかタルト生地というか、東鳩オールレーズンの生地の部分のようなというか・・・
クルミッ子のカロリーは1個当たり125kcal。小さく栄養価が高いのでアウトドアのお供にも良さそうですね。
食べたときに音や臭いがしないので観劇のときに持って行って休憩時間に食べるのにも良さそうです。
夏は冷蔵庫で冷やすと美味しいと書いてあって、冷やしてみました。
とろりとしたキャラメルがねちょっとなり・・・・
・・・ねちょ?!
「ねっとり」ではなく「ねちょっ」なのですが、確かにそう感じるのですが、文字にすると美味しさが全く伝わらなくなってしまってすみません。
決してヌガーっぽくなるという意味ではありません。もう少し軽い食感です。ファッジでもないし・・・表現がむずかしい!
そうですね、冷やすと食べやすくなります。味も食感も上品になってどんどん食べてしまいそうになるのでちょっと危険かも知れません。
クルミッ子は冷蔵と常温どちらがおすすめ?
ナッツとしてのクルミが大好きなので私は常温のほうが好きかな?と思いました。常温でいただいたほうがクルミの香ばしさが際立ちます。食感もとろりとしたキャラメルの感じが面白かったです。他にはないお菓子!
クルミッ子を冷凍してみたらどうなる?
クルミッ子は常温で保存ができ、賞味期間も製造日から70日と日持ちします。
冷凍保存する必要はないのですが、味わいが変わるのかと思ってやってみました。
キャラメルがカリッとなるのでは?と冷凍してみたのですが、すごく固くなってしまって食べにくくなってしまいました。
やはり常温で食べるのが私には美味しかったです。
で、おそらくですがこのクルミッ子の元ネタというか発想の元はエンガディナー・ヌストルテEngadiner Nusstorteかと思います。
スイスのエンガディン地方の銘菓です。エンガディナー・ヌストルテは「エルガディン地方のナッツタルト」という意味です。
クルミッ子は大阪のどこで買える?
現在は大阪市立美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 肖像芸術――人は人をどう表現してきたか」のお土産ショップで販売中です。
鎌倉の銘菓クルミッ子、ルーブル美術館展が終ってしまったらどこで購入することができるのでしょうか?
鎌倉紅谷さんがテナントとして入っているデパートはあるのでしょうか?
デパ地下好きな私ですが、梅田・天王寺・難波のあたりで見かけた記憶がないな~と思っていたのですが、実は
阪急うめだ本店地下1階「日本の銘菓撰」コーナー
阪神梅田店地下食品売場「全国老舗銘菓撰」コーナー
など、日本全国の美味しいものを取りそろえたコーナーがありますよね?(わかりますでしょうか)
そこにあるそうです。
大阪高島屋にもあるみたいですが、入荷曜日が限定されているかと思います。
いずれにしても見かけたら買っとかないと、次に行ったときにあるかどうかはわからないようですね。とにかく大人気!
関西ではまだ “知る人ぞ知る” 銘菓なのでお土産にすると話題になり喜ばれますよ。
鎌倉紅谷「ルーヴルッ子」のさいごに
クルミッ子とまったく関係なくなってしまう逸話ですが、その昔私が中学生だった頃、いっときお菓子作りが好きでした。
ある日友人から「コンデンスミルクを缶ごと湯煎し続けるとキャラメルになるよ」という謎レシピを聞き、実践した経験があります。
大量にできた激甘ソースを前に愕然とした記憶があります。(キャラメルにはなりませんでした。)
そんなほろ苦い思い出もいつかはクルミッ子のように愛おしいものとなるのでしょうか。
(あぁ、やっぱり食レポはむずかしいです。)
その他のルーヴル美術館展関連の記事もあります。
https://koiukoto.com/3846.html