おみくじは神仏からのメッセージ。当たるも八卦当たらぬも八卦の占いではありません。
凶をひいても心配御無用のワケときちんとした対処法で「災い転じて福となす」方法をお教えいたします。
おみくじで凶がでたらどうするのか対処法のいろいろ
対処法をざっくり分けると「気楽に構える方法」と「験を担いで運気好転させる方法」です。
次の中からどれかひとつ、あなたが「コレだ!」と思う方法でいいですよ。
境内の木に結ぶ
木に結んでくるのは
- 凶の運勢を持ち帰らないため
- 神様との縁を結ぶ
- 木の生命力によって願いが叶う
という意味があります。
おみくじを木に結ぶときに気をつけること
本結びにする(縁起が悪いとされている縦結びにならないようにします)
利き手と逆の手で結ぶ(困難に打ち克つということになり、吉運へ転じてくれます)
利き手でないほうの手で結ぶコツ
- まず縦に4ツ折りにしたあと、紙が破れるのを防ぐために紙が柔らかくなるように揉んでおきます。
- あらかじめ折り目をつけておきます。
こうすると楽にキレイに結べますよ。
凶のおみくじを持ち帰ることもOK
神様からの御忠告、自分への戒めとして読み返し、運を良くすることができます。
厄落としになったと喜ぶ
1年早々に厄が落とせてラッキー♡と思うのも手です。
レアな体験として楽しむ
凶が出る確率は一般的に低く設定されています。
それを引き当てるというのはある意味すごいことなのです。
おみくじの効力の期間を自分で決める
例えば初詣でおみくじをひくと「今年1年間の運勢」のように1年くらい続くような気がしてしまいますが、おみくじ自体はその場での神様からのアドバイスです。
現時点が「凶」で底になるのでしたら、この1年はうなぎのぼりに上昇していくという意味になります。
また、効力の期間は自分で決められるものとされていて、例えばおみくじを引く前に心の中で何か願掛けをしたとすると、その願いに対する結果が出た時点で効力切れです。
引いた後に「今日は凶」と自分で思うことで1日の効力としてもいいんです。
おみくじの凶の意味を知っていますか?
凶のおみくじを引いた瞬間は、凶の意味を「良くないこと」なんだと思って落ち込んでしまいますよね。
でも実は違う意味もあるのです。
「これから芽が出る」
凶と言う漢字をよくみると、メの上は囲まれていません。
これは、これからメが大きく出て成長するという事で良いことであると言われています。
「凶運=強運」
「凶」や「大凶」が出た時点でショックを受けてしまい、そそくさと木に結んでしまったりしていませんか?
凶のおみくじでも、内容をよく読むと割と良いことが書いてあったりします。
「願い事叶う」とか「良縁授かる」とか。
まず凶は良くないことが起こるということではないので安心してください。
凶運=強運だという説をとると、「勝って兜の緒を締めよ」(意味:成功したからといって気をゆるめず、さらに心を引き締めろという戒め)ということなのかもしれませんね。
おみくじで凶がでたらもう一回やり直していい?
凶が出たらもう一回ひき直せばいいと思う人は多いみたいです。
事実、インスタグラムでもそういう事例が続々とあげられていて、“引き直してまた凶がでた”という悲劇もしばしば見かけます。
(凶が連続というのは珍しい、きっとウケる!)という心理なのかもしれませんね。
ところでこのおみくじをもう一度やり直すというのはアリなのでしょうか?
冒頭でも書いた通り、おみくじは神様からのメッセージなのでそれを否定するようなことはあまり良いことではありません。
潔く気持ちを切り替えてしまいましょう。
それでもどうしてももう一度トライさせてほしいという場合
一旦境内から出てお参りを初めからやり直すことから再トライすると良いですよ。
また、日を改めたり、お願い事を変えてから再度挑戦というのでも大丈夫です。
まとめ
おみくじは神様からのメッセージです。
大事なのは吉凶の結果ではなく「何が書いてあるのか」ということと自分が「どう受けとめるのか」ということです。
内容も大切ですし、それをどのように活かしていくのかはあなた次第です。
凶のおみくじ自体は決して悪いものではありませんので、落ち込んだりする必要はありません。
次に進むステップとしてくださいね。