スカートのウエスト部分が大きくてゆるいのは、着心地悪くて困りますよね。
ゆるゆるスカートを履いているとずれてくるし、
ブラウスはずり上がってくるし、
何よりシルエットが崩れて着こなしが決まりません。
そんなスカートのサイズが大きくて合わないときに
簡単に手縫いでお直しする方法や、
手芸しなくてもできる応急処置方法、
手軽に使える調整グッズなど
を紹介します。
スカートのぶかぶかの対処法
スカートのウエストがゆるいときの対処法ですが、
ベルト通しがついているデザインのものでしたら、
ベルトで調節できるのですが
スカートのデザインに合うベルトがないときは困ります。
そんなときは、簡単に手縫いでお直しできますよ。
スカートのウエストの詰め方 簡単に手縫いで
かぎホックや前カンと呼ばれる留め具が
ついているタイプのものでしたら、
ホックを一度はずして2~3cm位置をずらして縫い付けるといいです。
でもあまりにもスカートがぶかぶかしている、
ウエストがガバガバ状態というときは、
ホックをずらしただけですとラインがくずれてしまいます。
その場合は、
ウエストの部分の両脇をつまんで縫いつけ、
ウエストを詰めましょう。
ウエスト両脇を詰めて縫うときは、
左右同じ長さだけつまんでください。
内側に折りこむようにつまんでくださいね。
お裁縫する時間がないときや
ちょっと縫うのが難しいような生地や厚みのときには
アイロンでフィッターをつける方法もあります。
ウエストサイズが約3cm小さくなる便利グッズです。
(フィッター2ヶ取り付け時)
つけるとフィット
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スカートのウエストがゆるいけどベルト通しがないときはどうするの?
レンタルの衣装だと
縫ったり、グッズをアイロンでつけたりできないですよね。
スカートに手を加えたくないときは
サスペンダーを使うのもいいですね。
シンプルなものから
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ラメがかわいいものなどいろいろあります。
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サスペンダーは肩が凝るから苦手な場合、
ゴムタイプのベルトであればベルト通しがなくても使えますよ。
このようなタイプのベルトです
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ゴムベルトはベルト通しがあるパンツやジーンズでは使いづらいのですが、スカートのウエストや丈(長さ)を調節するのにとても便利なグッズです。
ジーンズのときはトイレ時にバックルを外す必要があり、そうするとベルトが縮んでループからいくつか外れてしまうので締めなおすのが面倒なのです。
子ども用なら100均で手に入ります。Seriaの「楽らく!ゴムベルトkids」という商品です。
ウエスト調整グッズのいろいろ 100均で売ってるものは?
スカートのウエストが大きいときの応急処置としては
一番手軽なのは、ウエスト部分を外側に折ることです。
その分丈が少し短くなってしまいますが、
道具も必要なく、簡単にずれ落ちる不快感から解放されます。
寒い季節ですと、上の洋服を厚めのニットなどにしてインにするとか腹巻きを下に着こむという手もあります。
身近な道具を使ってスカートのゆるゆるウエストを調節
安全ピンで両脇をブラウスに留めると
ブラウスの着崩れも防ぎます。
安全ピンは小さくて目立たず、
しっかり留まるのですが、
洋服に穴が開いてしまうのが欠点です。
OLさんや雑誌モデルの方がよくしている技は、
文房具のダブルクリップ(事務クリップ)を使う方法です。
ウエストの余った部分を内側につまみ、ダブルクリップではさみます。
はさんだらクリップの持ち手はパチンパチンと下に伸ばします。
安全ピンもクリップも100均で手に入りますよ。
スカートのウエストがゆるいときの対処法のまとめ
いかがでしょうか?
いろいろな方法がありますので、状況に合わせてウエストのサイズ調整をしてみてくださいね。
手縫いでウエスト調整
- かぎホックをはずして付け直す
- ウエストの両脇をつまんで内側に縫い付ける
サイズ補正グッズを使ってウエスト調整
- アイロンでつくフィッターをつける
小物を使ってウエスト調整
- サスペンダー
- ゴムベルト
グッズなしでのウエスト調整
- ウエスト部分を外側に折る
- 厚めのニットや腹巻きINでウエストを太くする
100均グッズでウエスト調整
- 安全ピンで両脇をブラウスに留める
- ダブルクリップで内側につまんだ部分を留める
ウエストマークをすると
スタイルも良く、着やせして見えますよ。