子供が風邪で嘔吐したときや食欲がないときの食事と回復してきたときの食事

子供が風邪で嘔吐したときや食欲がないときの食事と回復してきたときの食事

風邪の子どもの食事

どんなに親が気をつけていてもどこかからか病気をもらってきて熱を出してしまうのは子どもであれば珍しくはないです。

熱がでても食欲があり、機嫌もさほど悪くなければいいのですが、食事もあまりとれなかったり嘔吐があれば本当に心配になりますよね。

食べないと良くならない気がして、必死で食べられるものを探してしまいます。

風邪をひいたときに子どもが食べやすい食事、元気になる食事とはどういうものでしょうか?

嘔吐があるときの水分補給、嘔吐がおさまってきたときの食事、食欲がでてきたときの食事についてご案内致します。

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子供が風邪で嘔吐したときはまず水分補給

嘔吐があるとどんな食事をどんなタイミングで与えたらいいのか気になりますよね。

まず嘔吐があったときの基本の対処方法を知りましょう。

  1. 吐いたものを喉に詰まらせないように気をつけてあげる
  2. 吐き始めの数時間は何も飲ませない
  3. その後水分を与えるときは少量をこまめに

ということですので、水分を摂れるようになってから食事のことになります。
ご飯はあげなくて大丈夫です。固形の食べ物を与えてもまたすぐ吐いてしまいます。

まずは水分補給から

吐いたあとは(脱水症状がこわいから水分補給しなくては)と焦ってしまったり、(口の中が気持ち悪いだろうからサッパリするような飲み物でも飲ませてあげたほうがいいのではないか)と気になってしまいます。

しかし、例え子どもが「喉がかわいた」と欲しがっていてもいきなりゴクゴクと飲んでしまうとまた吐いてしまってつらい思いをさせてしまいます。
まずは口の中をすすぐ程度にし、しばらく様子を見てあげましょう。

その後、1~2時間たったら水分を与え始めます。
まずは、お水や湯冷まし、ノンカフェインのお茶などをほんの一口ずつ飲ませます。最初はティースプーン1杯からはじめ、10~15分おきに飲ませてあげましょう。根気が必要ですが水分補給もでき、親が一生懸命そばについていてあげていることが子どもの安心につながり、病気を克服する力になります。

3~4時間程ゆっくりと水分摂取を続けて大丈夫そうなら、スポーツ飲料(ポカリスウェットやアクエリアス)などのイオン飲料、経口補水液も与えて大丈夫です。

ちなみにスポーツドリンクと経口補水液の違い
経口補水液はスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、糖分控えめとなっています。(あまり甘くない)
下痢や嘔吐、発熱のある脱水状態には経口補水液のほうが適しています。
経口補水液は薬局で買えます。(商品名「OS-1 オーエスワン」:大塚製薬などがあります)
熱中症の増える夏やインフルエンザが流行する冬などでしたらスーパーで置いているところも多いです。

ただ、それほどこだわらずに子どもが飲みやすいものをあげて大丈夫ですよ。

経口補水液は年齢により1日に与える目安量が決まっています。
特に乳児や幼児は気をつけましょう。

乳児 体重1㎏あたり30~50ml
幼児 300~600ml
それ以上の学童~成人(高齢者を含む)500~1000ml

経口補水液がおうちにない場合でもすぐに作れますので、参考にしてください。

経口補水液の作り方
湯冷まし1リットルに塩小さじ1/2杯(3g)、砂糖大さじ4と1/2杯(40g)を溶かす
※砂糖の代わりにブドウ糖を使うとより吸収がよくなる
※レモン果汁を少し加えて飲みやすくしてもよい

嘔吐のあとの飲み物で避けた方がよいもの

  • 冷たいもの
  • 柑橘類のジュース
  • 牛乳

刺激のあるものは吐き気の原因となったり、胃腸に負担となりますから避けた方がいいです。

無理させない程度に臨機応変に
避けたい飲み物であっても、子どもが決まったものしか飲めないという場合は様子を見ながら少しずつ与えます。
ぐったりして水分をとってくれないときに氷のかけらを口にふくませる方法もあります。

吐き気がおさまってくれば、子どもが飲みたいものを与えます。(飲み過ぎないように注意はしてくださいね。)

スポーツドリンクやジュースを与える場合、甘さが気になる(糖分が吐き気を起こしてしまうことがあります)場合は、水で2倍くらいに薄めてあげるといいですね。

水分も取りたがらない場合

子どもが「何もいらない」と言って飲んでくれない場合、無理に飲ませないほうがいいです。

ただ、脱水症状が心配ですよね。
様子を見てても水分を受け付けてくれず、具合が悪くなっていくようなら病院で点滴を受けることもできます。
その場合はまずはかかりつけの小児科に連絡してみましょう。

休日・夜間でしたら「小児救急でんわ相談」でアドバイスを受けることもできます。
これは全国同一の短縮番号【#8000】をプッシュすることにより、住んでいる地域の相談窓口に自動転送される厚生労働省のサービスです。すぐに病院に連れて行った方がいいかどうかの判断をしてくれます。

子供が風邪のときの食事(嘔吐がおさまってきたとき・食欲がないとき)

嘔吐もおさまりつつあり、水分は摂れるようになれば食事もさせてあげたいですね。

ただ、まだ食欲がない場合はどんな食事から始めればいいのでしょうか。

まずは食べやすいものから

あまり噛まなくてもよいもの、口あたりのよいものから始めてみましょう。


おかゆ
やわらかくなるまで煮込んだうどん
雑炊(玉子やしらす、梅干し、かつお節などを加えてもよい)
プリンやゼリー
アイスクリーム、ヨーグルト
バナナやリンゴ、桃、イチゴなど子どもの好きなフルーツ
茶碗蒸し
カステラや蒸しケーキ(すぐに食べられなくてもいいので便利です)

おすすめ食材

リンゴ
消化が良く、お腹に負担をかけません。水分も、エネルギーとなる糖分も補給できます。
ペクチンが粘膜を保護してくれます。リンゴ酸の消炎効果やカリウムの血行促進も風邪の時にはうれしいですね。
なりより、リンゴの甘さと酸味は体調が悪い時でも食べやすいのが助かります。

黒糖
純度100%の国産のものを選んでください。
ミネラル豊富で、ビタミンの補給もできます。

大根
柔らかく煮たふろふき大根はからだも温まります。
風邪ひきの子どもにもいいですし、家族の食事にもなります。

生姜
医療用漢方薬にも含まれる生姜の実力は皆の知るところです。
おじやに入れてもいいですね。

おすすめレシピ

リンゴ
煮リンゴヨーグルトの作り方
リンゴ1個の皮をむき、食べやすい大きさのダイスカットにします。
リンゴをお鍋にいれて、お砂糖またはハチミツを大さじ2とレモン汁をふりかけます。
少量のお水を加えて蓋をし、弱火にかけ、煮リンゴを作ります。
(レンジで5分くらい加熱しても良い)
冷めたら、ヨーグルトにトッピングします。
煮リンゴは温かいまま食べてもおいしいですし、保存もききます。

蒸しケーキ
レンジ蒸しケーキの作り方
ホットケーキミックス 100g
卵 1個
砂糖大さじ1(なくてもいい。はちみつで代用も可)材料全てを混ぜ合わせて、シリコンカップ(紙のカップでも可。ホイル製は不可。)などの入れ物に入れてレンジで3~5分加熱すればOK。

気をつけて欲しいのは水分補給のときと同じように食事も「嫌がるなら、無理して与える必要はない」です。
子どもの身体の反応を信じて食欲がでるまで待ってあげるのも愛情です。
「ゼリーと桃とリンゴがあるから食べたくなったら持ってくるよ」と子どもの好物を用意してあると声をかけておくと食欲を取り戻すきっかけになることもあります。

そして、子どもの具合にも合わせる必要がありますが、看病している親もぐったりしているはずです。
子どもをおいて買い物もできないかもしれませんし、そういうときには無理せず簡単なもの(プリンや桃の缶詰など)を食べやすい状態にして出してあげるといいですよ。

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子供が風邪でも食欲があるときはどんなメニュー?

看病の甲斐あって回復してくれて食欲もでてきてくれたらうれしいですね。
あるいは、風邪をひいていて熱はあるものの元気な子ども、昨夜は39℃くらいまで熱があがったのに朝起きるとケロリと普段通りになっているとき。
そういうときの食事はどうしたらよいのでしょうか?

もちろん消化の良いものがおすすめですが、おかゆやうどんを無理に食べさせる必要はありません。

あっさりした和食や、ポトフやポタージュなどのスープ類を用意してあげましょう。ほしがるだけ食べさせて大丈夫です。
冬場でしたら、家族の食事を鍋にするといいですね。ネギや白菜をくったりするまで煮込み、柔らかい鳥団子や白身魚などを取り分けてあげるのが簡単でいいです。
夏場でしたら、ミネストローネなど野菜のトマトスープ煮がおすすめです。

さすがに揚げ物やカレーなどは負担になるので2・3日は控えた方がいいです。
玉子焼きやスイートポテトなど子どもの好物を用意してあげると栄養になり元気にもなりますよ。

子どもの風邪のときの食事についてのまとめ

ひとくちに風邪といっても胃腸が弱っているかどうかで食事もちがってきます。

  • 嘔吐があれば、まず水分補給
  • 食欲がないときは無理に食べさせなくてもいいが、食べられるなら消化の良いものを
  • 食欲があるときは子どもの欲しがるものを

お子さんの風邪が早くよくなりますように。お大事になさってください。


他に気になることはありませんか?

子供の病気とホームケアについてまとめたページをご参考にしてください

子どもの病気とホームケアのまとめページです

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