アクロインキを使ったボールペン「アクロ300」を使ってみて、そのスゴさに感激したのでレポートしていきます。
気になるところから読みたい方は
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アクロ300をレビューする!
日本の文房具は優秀ですが、どうも「機能性」を重視しがちで、デザインは2の次にされている印象が今までありました。
そんなある日、本屋さんで見つけたアクロ300。
洗練されたデザインでフランス製のものかと最初思ったのですが、
いやいや、これパイロットだよ。と
made in Japan だよ!!と
驚いて早速試し書きをしてみました。
油性ボールペンだけどなめらかでダマにならない、さすが日本製の書き味です。
ノック式ボールペンで、芯を出し入れするときの音も「カチカチ」としっかりしていて気持ちいい!
芯の太さは極細0.5ミリと細字0.7ミリの2種類です。
色は黒のみですが、
アクロボールカラーの芯を入れ替えることによってカスタマイズはできます。
(アクロボールカラーは8色展開ですが、替え芯があるのはブラック、レッド、ブルーのみです。)
ボールペンのおすすめポイント 書きやすい理由
アクロ300に使われているのは「アクロインキ」で、ゲルインキのボールペンのようなスルスルとした書き心地なのですが、実は油性です。
しかも進化したアクロインキが使われています。
ゲルボールペンはサラサラ書けますが、もう少し粘りがあるのも書き心地いいんですよね。
アクロインキとは
アクロインキというのは、日本の筆記具メーカーであるPILOT(株式会社パイロットコーポレーション)が開発したボールペン用の低粘度油性インキです。
従来の油性インキに比べてインキの粘度を約1/5に抑えて、なめらかな筆記と濃い筆跡を実現させています。もちろん、油性なので耐水性もあります。
汗をかきやすい夏に使うときなどにも良さそうです。
速乾性もあるので、左利きの方も使いやすいのではないでしょうか。
ジェットストリームとアクロ300を比較すると?
同じく油性ボールペンでサラサラ書ける人気のジェットストリーム(三菱鉛筆 uni)と比べてどちらがいいかと聞かれれば、性能的にどちらが劣るというのはないです。
書き心地はどちらも申し分なしで、違いと言えばアクロインキのほうが発色がちょっと「濃い」くらい。
おしゃれなボールペンは女性向き?
同じくアクロインキを使った「アクロボール」というボールペンがあり、書き心地は最高にいいのですが、デザインが実用本位すぎです。
アクロボールの赤を愛用していますが
使いやすいですが、事務用品!って感じ。
ところが「アクロ300」はラバーグリップがなくなり、すっきりして手帳用のボールペンにぴったりです。
色の展開を見ると8色あり、パステル系がそろっているので女性に好まれそうな感じです。
3種類あるクリアカラーは知的でシャープな印象なので男性にもいいですね。
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私が購入したのは白い軸のアクロ300です。
白といっても「輝くような“真っ白”さ」ではなく、「温かみのある“乳白色”」です。
ボディカラーは透明軸の青と赤がものすごく奇麗なので、最初はそちらに惹かれたのですが、白の持つレトロチックな優しさが気に入り、悩んだあげくにこちらにしました。
白はかなり控えめな高級感もあります。
高級感といっても派手さではなく、洗練さです。
アクロ300の良さをまとめると
- 国産で書き心地とデザイン性の良さが両立するボールペン
- ノック式でカチカチという音も心地よい
- 油性なので事務作業も安心
高級版の「アクロ1000」というボールペンもありますが、金属ボディになっていて私はあまり魅力を感じませんでした。
高いし。
「アクロ300」0.5mm
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アクロ300 0.5mmの替え芯は BRFV-10EF-B です。
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「アクロ300」0.7mm
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アクロ300 0.7mmの替え芯は BRFV-10 です。
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アクロボールカラー
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アクロボールカラー(0.5mm)の替え芯は BRFV-10EF-(B・R・L)です。
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Bが黒、Rが赤、Lが青ですね。
グリーン、バイオレット、ピンク、オレンジ、ライトブルーの替え芯はありません。