スキー場は若者向けの施設ばかりではありません。最近では小さい子がいる家族に楽しんでもらえるキッズパークが人気です。
雪遊びは子供がきっと喜んでくれるでしょうから連れて行ってあげたいというお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
しかし雪の降らない地域に住んでいると雪遊びの準備はわからないことだらけだったりします。
スキー場での準備不足は風邪をひかせてしまったり、せっかくのお出かけがそのせいで楽しめなかったりすることになりますから準備万端で向かいたいですよね。
雪遊びに行くときの「子供の服装」と「付き添いの大人の服装」、「持っていくもの」などについて確認しておきましょう。
子供の雪遊びの服装と靴はどんなものを揃えたらいい?
- スキーウェア
- タートルネックのインナー
- フリース
- スパッツ
- 靴下
- 手袋
- 帽子
- スノーブーツor長靴
- ネックウォーマー
- ゴーグル
スキーウエア
しっかり撥水の効いたウエアは必需品です。
5才くらいまでの小さい子(身長120cmくらいまで)ならつなぎタイプのワンピース、5才以上ならセパレートのタイプが良いでしょう。
ワンピースなら雪の上で転げまわってもお腹の中に雪が入ってくることがなく快適です。ただ、トイレのときが不便です。
もちろんスノーボードウエアでもOKです。
タートルネックのインナー
雪遊びは寒さ対策だけでなく、汗対策も必要です。遊んでいるうちにたくさん汗をかくのでアウトドア系のスポーツ用品店で売っているような化学繊維の速乾性のある素材がベストです。
綿は濡れると乾きにくく、重くなってしまい、雪遊びには向いていませんが、対策として「汗取りタオル」を使うという方法があります。
市販のものもありますが、手ぬぐいタイプのタオルの真ん中に頭を通す穴を開けるだけなので手作りも簡単です。
子どもが赤ちゃんのとき、夏場にガーゼのハンカチを首の後ろから背中に挟んだりしませんでしたか?背中に汗をかいても引き抜くだけなので寝ている赤ちゃんを起こさずにすむという方法です。それの子供のスポーツ用という感じです。
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フリース
トップスは軽くて暖かいフリースがおすすめです。動きやすいジャージでも良いでしょう。
スパッツ
フリース素材のものでもいいですし、ユニクロのヒートテックなどでも良いでしょう。
靴下
厚手のスキー用の靴下(ハイソックス)にしましょう。なければ普通の靴下の2枚履きなどで対応できます。
手袋
ニット製品ですとあっという間に濡れてしまい、しもやけになってしまいます。
スキー用の防水タイプのものにしましょう。
5本指タイプが遊びやすくておすすめですが、子どもが小さくて自分でつけられないのならミトンタイプにします。
帽子
寒さ対策として耳まで隠れるニット帽や、耳付きのものがいいです。
また、転んだ時の防具になるよう厚手のものがおすすめです。
スノーブーツor長靴
長靴は雨具やマリンスポーツのものではなく、雪国のホームセンターで売っている防寒長靴です。スキー場のスタッフの人は皆防寒長靴を履いています。上部にカバーが付いたもので内側にボアがついていれば、なおいいです。
ゴム長靴のほうがスノーブーツよりも雪遊びには動きやすいです。
ただ、街でも履けるデザインがあるのはスノーブーツです。電車でスキー場へ行く場合もスノーブーツがいいですね。
サイズ選びですが、厚めの靴下を履くことと、成長でサイズが変わることを考えるとつい大き目サイズを選びがちです。あまりにも大きさが合ってないのは雪の上ではかなり歩きにくくなりますので気をつけましょう。目安としては普段履きのサイズ+1cmです。
大きすぎた場合は中敷きや靴下の重ね履きで調整してあげてください。
ネックウォーマーやマフラー
首回りをしっかり防寒するとかなり快適に過ごせます。
雪の上で転げまわったり、ソリ遊びで転んだ時に雪が首元から入ってこないようにするのにも有効です。
ゴーグル
晴れた日は照り返しの紫外線で目を傷めないためと、雪合戦対策です。
吹雪いたときにも目を開けていられなくなるので用意したほうがいいです。
子供と雪遊びに行くときの持ち物
子供の着替え一式
特に靴下は多めに持っていきましょう。3足分くらいあればいいですね。
タオル・ティッシュ
汗をふいたり、鼻水をふいたりとタオルは大活躍です。
大きめのゴミ袋・ビニール袋・ジップロック
濡れた物を入れたり、濡らしたくないものを入れたりと何かと使えます。
大きめのゴミ袋はソリ代わりになったり、レジャーシート代わりにもなります。
飲み物・スナック類
温かい飲み物や疲れたときのチョコレートなど、一息つきたいときにあると元気がでますよ。
小銭入れ・携帯電話・保険証
日焼け止め・使い捨てカイロ
ソリ・遊び道具
バケツやスコップなどの砂場遊びセットがあると楽しめます。
平坦な場所でそりを引いてあげるのに、長めのロープがあると引きやすくなります。
雪合戦を楽しむなら、手が冷たくならずに雪玉を作れる雪玉製造器も人気があります。
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子供の雪遊びに付き添うときの大人の服装と靴はどうする?
スキーなどをするわけでもなく、子どもに付き添うだけですと、普段の服(ダウンジャケット)の上にポンチョやレインウエアなどでも大丈夫じゃないかと思ってしまいます。
子どもが遊んでいるのを眺めるだけでしたらそれでも良いのですが、子どもの遊び相手になるのでしたら、子どもと同じように雪にまみれる可能性が高いです。アウターのウエアはしっかり撥水加工されたものを用意しましょう。
ウェアの下に着るものとしては、ヒートテック等の上にフリースくらいで大丈夫です。
手袋も子どもの相手をする場合は撥水加工されたものが必要になりますが、写真撮影や会計時など細かい作業ができるものがいいですね。
ミトン型で指先のカバーが外れるもの、5本指タイプでタッチパネル対応のものなどもあります。
そして靴はしっかり雪対策をしておかないと歩いているだけで靴の中に雪が入りますし、滑って危ないです。
まとめ
スキー場のキッズパークに遊びに行くときの服装で意識すべきは次の2点です。
- 防寒対策には雪の侵入を防ぐこと(首元・手首・足元から雪が入りやすい)
- 汗冷え対策も重要(重ね着で調節できるようにする、着替えを用意する)
大人の服装は子供と一緒に雪遊びするのか付き添いだけかにより変わってきますが、少なくとも靴だけしっかり雪対策用のものにしましょう。足元はどうしても濡れやすく冷えますし、滑ると危険です。
スキーウェアや長靴は撥水機能が備わっているものを選んだとしても、防水スプレーをしっかりしておく方がいいです。新品のものにもかけましょう。汚れ防止にもなります。
防水スプレーをする際は必ず、屋外でしてくださいね。しっかりスプレーをかけると湿るので乾かす必要がでてきます。
スプレーをするのは当日ではなく余裕をもって前日までに予めすませておきましょう。
子どもと初めての雪遊び、楽しんできてくださいね。