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ジブリ大博覧会に行ってきました | 行き方や待ち時間と限定グッズ

ジブリ大博覧会が兵庫県立美術館で開催されています。電車利用で駅から歩いて向かう行き方を写真付きでご案内し、展示会の感想や限定グッズの情報などをレポします。

展示物の写真の掲載はありませんので、事前に読んでも当日「これ、見た・・・」となりませんので安心して読み進めてください。

混雑状況や当日券を並ばずに買う裏技も見つけてきたので参考にしていただければと思います。

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ジブリ大博物館への行き方 阪神電車が便利です

阪神電車岩屋駅(兵庫県立美術館前)から写真でご案内します。
阪神電車岩屋駅
岩屋駅の改札を出て1つ目の信号を左へ450m進んだところに兵庫県立美術館があります。「HAT神戸」方面へ進んでくださいね。
兵庫県立美術館への道案内
市立王子動物園~兵庫県立美術館を結ぶ道は「ミュージアムロード」として認定されています。途中にBBプラザという美術館があります。

左に写っているガラス張りのビルがBBプラザです。ここでもジブリ大博覧会の当日券を購入することができます。
BBプラザ
歩道も広くスロープになっているのでベビーカーでも楽々移動できます。
途中に派手な緑色のアート作品があります。ミュージアムロードシンボルオブジェです。
椿昇
椿昇(つばきのぼる)さんの 「PEASE CRACKER」という作品です。

兵庫県立美術館が見えてきました。
兵庫県立美術館
1本道なので迷うことはないですし、道路沿いにずっと案内の広告フラッグが出ています。

兵庫県立美術館 電車でのアクセス 大阪からの行き方

【阪神】
梅田駅から直通特急で御影駅まで25分、同じホームの向かいの普通に乗り換えて岩屋駅まで7分、岩屋駅より徒歩約8分です。改札を出て山と反対側の浜側へと歩きます。

梅田から岩谷駅までの片道乗車券
大人 300 円
小児 150 円

いろいろと神戸観光を兼ねて行かれるなら
「阪急阪神1dayパス」も便利かもしれません。

阪神電車:全線
阪急電車:全線
神戸高速:全線(西代・湊川を含む)
が1日中使えます。途中駅で下車することもできます。

大人:1,200円
小児:600円

大阪駅から速く行けるのはJRですので、こちらもご案内しておきますね。
JR灘駅から阪神岩屋駅まで徒歩3-4分くらいしか離れていません。利用しやすい方でいいと思います。

【JR】
大阪駅から新快速で芦屋駅まで13分、同じホームの向かい側の普通に乗り換えて灘駅まで11分、灘駅南口より徒歩約10分です。JR灘駅(高架駅です)の南口をまっすぐ南に向かいます。

大阪駅から灘駅までの片道乗車券
大人 410 円
小児 200 円

ジブリ大博覧会に行ってきた感想

ジブリ大博覧会とは

スタジオジブリが設立から30年間積み重ね、生み出してきた約3,000点近くの貴重な資料たちが展示されます。

これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。
ジブリ映画作品のストーリーの背景ではなく、製作の裏側でもなく、広告と戦略の記録です。

大きなオブジェや映像の展示もあり、小さな子供でも楽しめる空間も用意されています。

時には壁を埋め尽くす膨大な資料に圧倒されますが、手書き文字中心の資料はどこか温かみがあり、製作者の情熱やこだわりが感じ取れます。

[はじまり]

3階 会場入り口
入口で入場券を渡します。特典のポストカードはここでもらえます。

ジブリのバー
入るとすぐに大きなトトロが出迎えてくれます。これはスタジオジブリにあるBAR(ジブリの打ち合わせスペース)を再現したものです。バーカウンターの左奥には階段へ続く空間があるのですが、そーっとのぞいてみてください。

ジブリのポスタールーム
「ナウシカ」から「マーニー」までの歴代のポスターがびっしり展示されています。
すこしずつ違うポスターが並んでいるのを見比べるとおもしろいです。
トトロのポスターの傘をさしている女の子はさつきでもメイでもありません。2人を重ね合わせたポスターオリジナルのキャラクターなのです。

鈴木プロデューサーの机
スタジオジブリの名物プロデューサー鈴木敏夫氏の仕事部屋を再現したコーナーです。ジブリのキャラクターグッズや趣味のサイコロや花札などもあったりします。

ジブリの宣伝
コピーライター糸井重里さんとのやりとりが残っているのですが、FAX文章からその苦労がにじみ出ていました。
糸井さんが「ジブリの仕事は苦しくなるのです」と訴えていたり、試行錯誤している様子がわかります。製作者に生みの苦しみがあるとすれば、宣伝のコピーがその作品の運命を決めてしまうので名付け親的な苦悩があったのでしょうね。名コピーは頭に思い浮かんだフレーズをつけるというより、地中深くにあるその作品の本質を探りあてていくような作業なのかもしれないなと感じました。

ジブリの倉庫
映画の宣伝の際に作られたさまざまな宣伝材料・グッズが所狭しと並べられています。おもちゃ箱の中にはいったような不思議な空間です。
ポニョの大きな人形はちょっとこわいですが、バロンの人形は素敵でした。トトロのぬいぐるみがたくさん並べられていたり、レアな腕時計コレクションもありました。一番見応えがあったのはアリエッティのドールハウスです。

空とぶ機械達展
まずはふわふわの雲の上のタイガーモス号が出迎えてくれます。
それからなぜ飛行機はとぶのか?という疑問を昆虫と鳥の羽のちがいや、力学の観点などからの説明が書かれています。学生時代の教科書がこんな情熱のこもった説明で書かれていたら勉強も楽しかっただろうなぁと考えたりしながら読みました。

ラピュタの風車の門をくぐると空とぶ飛行艇の間です。
バーテンダートトロ、ねこバスと共に本展覧会を象徴する巨大オブジェが登場します。
「天空の城ラピュタ」に登場する「巨大な船」をイメージした動く模型の展示です。プロペラなどの部品は機械的というより、脈打つような動きに感じられます。そしてそれがゆっくり下に降りてくると目の前にせまってくるようなスケール感で大迫力なのです。
ここは人類の“空への憧れ”がつまった展示室となっています。
飛行艇は写真撮影OKですが、回りのパネルは写真NGです。(写り込む分には問題ありません。)

ここで展示は終了です。ここの出口を出ると再入場はできません。

[おわり]

階段降りて、2階の特設ジブリショップに立ち寄ってから帰りましょう。

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ジブリ大博覧会 待ち時間で一番並ぶのは?

大博覧会が開催されてから1週間たった4月の日曜日に行ってきました。

私たちが到着したのはお昼の12時頃だったのですが、当日券窓口は誰も並んでいませんでした。すぐに購入できます。チケットを持っていない人は当日券を購入するのに並び、入場するのに並ばなくてはなりません。前売券を持っている人や事前にチケットを購入している人は入場待ちの列に直接並ぶことになります。
この日入場制限の列は10分待ちでした。
このお昼ご飯の時間帯は休日ならおすすめの時間です!混雑なくわりとすぐに入場できます。この1時間あとには当日券売場も入場待ちも長蛇の列となっていました。15時頃が一番混むようで、チケット購入20分待ち・入場待ち50分になっていました。

チケットはコンビニ等で購入してから行くことをおすすめします。
コンビニ等で買ったチケットは印字だけで味気ないと思われるかもしれませんが、会場入口で絵柄付きチケットと交換してくれます。交換は希望者のみですので、スタッフの方に聞いてくださいね。(言わないともらいそびれます。)

尚、この入場の列は階段待ちとなるので、車いすなどでエレベーターを利用したい人は並ぶ前に係の人に確認しておきましょう。また、3階にはトイレがありませんのでトイレをすませてから列に並びましょう。
(でも実は中に入ってから、ネコバスの列を並ぶ廊下に女性用トイレがあります。)

尚、ジブリの大博覧会神戸展の混雑状況はツイッターで随時確認できます ⇒ ジブリ大博覧会混雑状況

夕方からの入場は空いているようですよ。

当日券を並ばなくても買える裏技!

阪神電車を利用されて行く場合、阪神岩屋駅とBBプラザ美術館(兵庫県立美術館に行く道の途中にあります)でも売っていますよ。コンビニのチケット発券機は操作が面倒だという人にもおすすめです。

阪神電車の発売所は岩谷駅以外でも梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮・新開地の各駅長室でも販売されていて、オリジナルポストカードもついてきます。ポストカードは数量限定なので確認してから購入してくださいね。

ネコバスの待ち時間は長いのでご注意!

三鷹のジブリ美術館のネコバスは子ども専用ですが、ここのネコバスには大人も乗車可能です。
ただし待ち時間は45分。もちろん並びました。
でも表示は45分ですが、意外と早く20分ほどで自分の番になりました。

入替え制になっているので、自分の番がきたらすばやく写真をとりましょう。ネコバスの顔の横や入口に立って、中のふわふわベンチに腰かけて、しっぽに乗って、ネコバスの中の正面の窓から顔を出してといったところが人気撮影ポイントです。

乗車時間は短い(5分くらい?)ので空いているところを素早く狙って写真を撮っていかないと係の人に「はい、次のグループの方と交代です~」と追い出されてしまいます。

でも子どもはネコバスに乗ると興奮してなかなかいうことを聞いてくれません。まだ小さい子とかだと並んでいる時間に「写真撮るからね。」と言い聞かせておくといいと思います。

中学生以上でネコバスに乗れるのはここだけですから、大人の方も恥ずかしがらずに是非乗車してみてくださいね。中も外もふわふわのモコモコで感動です。
このネコバスの行先は「こうべ」となっています。“べ”の字はひっくり返っています。

写真だけ取る人は待たずに次の展示室に進んでもOKです。
混雑状況によってはねこバスに乗っての写真撮影ができないこともあるようです。

ジブリ大博覧会のジブリショップ

展示室を出るとグッズの販売があり、限定グッズをはじめ三鷹のジブリ美術館のショップ「マンユート」オリジナルグッズ、ジブリキャラクラーショップの「どんぐり共和国」グッズなどいろいろと並んでいます。
どの棚の前も人がいっぱいでなかなかゆっくり商品を選べないのですが、ジブリ大博覧会の図録(パンフレット)と子どもへのお土産としてまっくろくろすけのぬいぐるみを買いました。

まっくろくろすけには紐がついていて、ひっぱるとブルブル震えます。テーブルなどの上におくとその振動で動き出すおもしろいグッズです。

ところで、このグッズショップのお会計がとても混雑していて、この日一番の待ち時間となりました。40分以上待たされました。グッズの販売所は外から入場はできないようです。といっても係員さんがチェックしているわけではなく、出口の自動扉に小さく書いてあるだけなので、気がつかないと入ってしまいそうです。

ジブリ大博覧会 限定グッズ

本展でしか手に入れることのできない、「ジブリの大博覧会」オリジナルグッズがやはり人気でたくさんの人が買い物カゴに入れていました。

ジブリの大博覧会(¥556税抜)
パンフレットです。

ベージュトトロシリーズ
1993年に一度だけ発売されたベージュ色の トトロのぬいぐるみが「ジブリの大博覧会」限定で復刻発売されていました。
ぬいぐるみ Mサイズ(¥5,000円税抜) Lサイズ(¥8,000円税抜)
小銭入れ(¥1,000円税抜) 
がまぐちポーチ(¥2,800円税抜)
おきあがりこぼし(¥1,200円税抜)
ベージュトトロ粗良刺繍ポーチ(¥3,800税抜)
 
となりのトトロ/復刻みみずくマスコット(¥1,200円税抜)
1988年の「となりのトトロ」劇場公開時に発売されていたミミズクマスコットです。緑色でちょっと妖怪チックな顔でした。

名言シリーズ
スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサー直筆の各作品の名言をプリントしたシリーズです
「バルス!」ミニトートバッグ、手ぬぐい、Tシャツ
「生きろ。そなたは美しい。」Tシャツ
「ここで働かせてください。」Tシャツ、エプロン
バルスTシャツを買っている人が多かったです。

ジブリがいっぱいメタルチャームセット(¥2,500税抜) 

ヘビケラ鉄錆地調 ジブリの大博覧会限定パッケージバージョン(¥12,800税抜)
『風の谷のナウシカ』に登場する蛇螻蛄(ヘビケラ)は「翅蟲(ハムシ)」と呼ばれる空を飛ぶ蟲の一種。
マニア受けしそうな金属製のフィギュアです。高価です。

ミニタオル全4種類。トトロ・魔女の宅急便・ラピュタ・千尋(¥700税抜)
メルヘンチックな絵柄でかわいらしいです。

ジブリの大博覧会のポスターと同じ絵柄シリーズ
パンフレット、クリアファイル、ポストカード、ジグソーパズル、復刻B全ポスター

空とぶ機会達展シリーズ
クリアファイル、ポストカード、ポストカードセット、ジグソーパズル

ポストカードブック(¥2,200税抜)

その他のグッズについて

限定ではないのですが、先行販売のグッズもありました。

マッチ箱メモ帳10個セット(¥3,000税抜)

ミルクキャップシリーズ
缶バッジ(¥400税抜) トトロ・ナウシカ各全10種類
ステッカーセット(¥350税抜) 魔女の宅急便
アクリルネームプレート(¥650税抜) トトロ・魔女の宅急便
ミルク瓶の紙製キャップをデザインしたレトロな雰囲気です。

となりのトトロ インテリアトイ 先行販売(¥3,500税抜)
木製で優しい色合い素敵なバランスゲームができるオブジェです。

ミュージアムショップ『MAMMAAIUTO!(マンマユート)』の定番人気商品もありました。

紋章クッキー(¥1,600税抜)
ジブリ美術館限定のクッキーです。大きな「ジブリ紋章」を始め、「まっくろくろすけ」「飛行機」などが描かれたクッキーの詰め合わせです。味はチョコレート、紅茶、アーモンド、セサミ、メープルの5種類。神戸の人気洋菓子メーカー「モロゾフ」が製造していますから、なんだか「おかえり~」といってあげたくなりました。

また、3,240円以上の購入で特製ショッパーがもらえます。(先着順 なくなり次第終了)
ショッパーとはお店のオリジナル紙袋のことで、イラストは広告ポスターに使われているナウシカ柄となります。

さいごに

大人も子供も楽しめるジブリの世界。ジブリファンにはたまらない展示会ですが、それほど詳しくなくてもジブリの映画を見たことがある人なら誰でも楽しめます。

細かい説明書きをゆっくり読んでいっても2時間、じっくり見て回るだけなら1時間、ねこバスに乗ったり限定グッズを買うのに時間がかかっても3時間もあれば回れます。

私はねこバスに乗り、限定グッズも買いましたが比較的空いている時間だったので休日でも1時間半くらいでした。
説明書きは現場でゆっくり読むことはできなかったので、図録を楽しみにしていたのですが、図録はもう少しボリューム欲しかったかなという感想です。それでも美しいポスターがたくさん載っていて買って良かったです。値段も安く記念になりました。

https://koiukoto.com/985.html

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