サイトワードとは フォニックスとのちがいや種類と教え方について

サイトワードとは フォニックスとのちがいや種類と教え方について

読書
英語学習ではサイトワード(Sight Words)という学習方法が必須です。サイトワードはフォニックスと並ぶ、英語を習得するための学習方法ですがどのようなものなのでしょうか?フォニックスとの違いやサイトワードの種類、サイトワードを使って子どもに英語を教えるにはどのようにするのかをご紹介します。

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サイトワードとはどんなもの? フォニックスとのちがいについて

アメリカなど英語を母国語とする国の幼児が教わる方法に“フォニックス”と“サイトワード”があります。日本でも英語教育が必須となった今、気になりますよね。

フォニックス(Phonics)とは

フォニックスは子供(対象は5~6歳)に読み方を教えるために広く用いられている方法です。フォニックスによって英語の発音の規則性が身につき、はじめて見る単語でも発音できるようになるのです。またはじめて耳にした単語のつづりがわかったりもします。ただし、すべての単語がフォニックス通りというわけではありません。フォニックスルールが適用されるのは英単語全体の75%程度であると言われています。

例)フォニックスでは「a,b,c,d(エイ、ビー、シー、ディー)」を「ア、ブ、ク、ドゥ」と発音します。

サイトワード(Sight Words)とは

サイト sight → みる

ワード word → ことば

つまり、「目て見てすぐわかる単語」のリストをいいます。見て覚えるしかなく、一瞥して理解できる必要がある基本語であり、文章を読むのに最低限必要な機能語です。

これで幼児向けの本の80%、大人の日常で用いられる英文法や英会話の50%をカバーできると言われていて、身につけると楽に英語の本が読めるようになります。

80%というと驚かれるかもしれませんが、サイドワードの中の13の言葉“a, and, for, he, is, in, it, of, that, the, top, was, you”だけで、英語の文章の25%を構成するのです。
サイトワードは頻出用語(High-frequency words)であり、英語の基礎となっています。日本の小学校で言えば、漢字の学習と同じ感覚で覚えてしまわないといけないレベルですね。

サイトワードの種類はどれがいい?

サイトワードは2種類あります。

Dolch Word List 「ドルチ・ワード・リスト」
1940年代にエドワード・ドルチ博士がまとめたものです。
名詞95個、動詞、形容詞、前置詞などの220個、あわせて315の単語です。学年毎に分かれています。
年中(45語)、年長(52語)、小1(41語)小2(46語)小3(41語)と5つのグループの単語リストとなります。

Fry Word List 「フライ・ワード・リスト」
1950年代にエドワード・フライ博士がまとめた1,000個の単語です。100個ずつ10グループに分かれています。
ドルチ・リストには名詞は生活様式によって違うためにそれは95しかなく、フライ・リストはドルチ・リストを発展させたもので、名詞もたくさん入っています。

どちらがいい?

ドルチワードリストを補完したものがフライワードリストですので、語数の多いフライワードリストを使うところも多いようです。

ただ、これは私個人の感想ですが、サイトワードの勉強は個人の好みで好き嫌いが分かれると思います。
私はフラッシュカードを使った幼児教育があまり好きではなく、息子も単語を覚えるのは苦手なタイプなのでドルチで十分かなと感じています。

英語以外にも国語や算数の学習、宿題、スポーツ系の習い事があり、時間がとれないという事情もあります。

英語が好きでどんどん単語を覚えていくタイプの子にはフライ、英語の学習にそれほど時間をかけられない子であればドルチがいいのではないかと思います。

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サイトワードの教え方はどうするの?

サイトワードは暗記なので、正直それほど楽しいものではなさそうなのですが、3~4歳くらいですとお母さんと一緒にゲーム感覚で喜んでやってくれるようです。

また人気のあるサイトワードの教材としては、スカラスティック(Scholastic)社(アメリカの90%の学校で出版物が使用されている最大手の教育系出版社)の

“サイトワーズ リーダーズ(Sight Word Readers 25 Readers)”があり、おすすめです。

日本の多くのインターナショナル幼稚園でも使われている教材で、実際にわが家でもこれを使っていました。

ただ、絵本だけにするよりもやはり単語カードを作り、それを使うことも必要です。絵本だけだと文章を丸暗記してしまうことも多く、個々の言葉を獲得できているのかわかりにくかったからです。

絵本はスラスラ読めるのに、単語カードを見せると答えられなかったりすることが多かったです。

サイトワードの単語カードを使った教え方

絵本やアプリとちがい、受験生の単語カードのようなものを見せただけでは子どもはなかなか興味を持ってくれないので、大人が子どもにカードを見せながら発音させていくという方法になります。年齢や段階によって次のような方法で行います。

単語を読む
カードを見せながら単語を読み、次に子どもに発音させます。発音するときには指で単語に下線を引くように動かします。指は人差し指と中指の2本を使います。

スペルアウトさせる
単語を読んだあと、スペルを読み、再度単語を読みます。スペルを言うときはアルファベット毎に指さします。次に子どもに同様に読ませます。

アームタップを使う
単語を読むときに右手で左肩を叩きます。次に、各スペルを言いながら、2本の指(右手の指と中指)を使い、肩から手首まで腕タップします。次に、左の腕に沿って、肩から手首まで、2つの指を引きながら、単語をもう一度言います

エアーライティングさせる
単語、スペル、単語と読み上げますが、スペルを読むときに2本指で空中に文字を正しく書く動きを入れます。

テーブルライティングさせる
エアーライティングと似ていますが、スペルを書くときに今回はカードを見ません。テーブルの上で指を動かしてスペルを書きます。(テーブルに視線を落とすことでカードを見ずに書くということです。)

コツとしては、先生(または保護者)がお手本で単語を読み上げるとき、子どもは先生の口や顔をみるのではなく、書いてある単語に集中させるようにします。

サイトワードは丸暗記させるタイプの勉強方法なので、飽きないように無料の教育動画などを使ってみたりするのもおすすめです。

まとめ

小学校で英語授業が始まるのは2020年からで、小学5〜6年生で「英語が教科化」、3〜4年生で「外国語活動」が開始されます。ただし、息子は公立の小学校1年生ですが英語の時間は週2回あります。これは授業としてではなく、朝の活動として先行実施されているようです。区内の別の公立小学校では英語のオンライン学習も取り入れています。

英語を学習することに焦る必要はないのですが(子どもはすぐに忘れてしまいます)、子どもの性格によっては早くから慣れ親しんでいたほうが良いかもしれません。

いざ小学校で授業が始まると、クラスの子の大半はEテレのテレビ番組や塾、通信教育などで簡単な言葉は覚えてしまっているといった中、気後れしてしまい英語嫌いになってしまうかもしれません。もちろんその逆で新鮮な気持ちでより興味がでて取り組んでくれるかもしれません。

もし、「自分の子には少し英語に触れさせておこうかな」と思う場合には、サイトワードはとても役立ちます。

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わが家の体験談です

わが家の悩みのひとつに、「子どもの宿題をみてあげないといけないけれど、異常に時間がかかる。」というのがあります。 「工夫したけど上手くいかなかった方法」「いつ宿題をするようにしたのか」「理想の教え方とは(実践中・・・結果は・・・)」 についてお話しします。

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