アウトドア用革手袋はどこで買えばいいのでしょうか?アウドドアメーカーの革手袋もありますが、もっと身近なホームセンターでも手に入ります。
今回は、そもそもアウトドアで革手袋はBBQ以外で何に使うのか、ホームセンターで売っている数百円のものでも間に合うのか、革製以外でもいいのかといったことについてご紹介します。
キャンプ用革手袋は必要?何に使うの?
キャンプの必需品の中に「革手袋」がありますが、これは防寒用の革手袋ではありません。
主な目的はBBQなど、屋外で料理するための耐熱のためです。
革手袋があれば、焚き火の管理やダッチオーブンなどを使う調理のときに熱さから守ってくれます。
ホームセンターの革手袋でも大丈夫?
ホームセンターには作業用の様々なグローブが置いてあります。値段もピンキリでどれがいいのか迷いました。
選んだのは、株式会社ユニワールド「革手工房」の革手袋です。値段は698円でした。コーナンで購入してきました。(ネットで買うより安いです。)
牛床革を使用しており、最初はゴワゴワしていますが、使い込むと柔らかく手に馴染むようになります。コーナンでは見本に同じ商品の手袋がおいてあり、確かに柔らかかったです。
色はブラウン以外にオリーブのものもありました。
耐熱温度は80℃で、サイズはMとLがあります。
オイル加工なので水洗いもできます。煤(すす)や泥、汗の汚れを落とせて清潔そうなので選びました。
ほつれたり、傷みがでやすい親指の付け根部分にはしっかり補強もされています。長さは手首までのショートタイプです。
ユニセックスのサイズ展開ですので、女性の手にはどうしてもガバガバです。
安い分、生地の薄さも気になりましたが、試しに家で高温のアイロンを触ってみましたが平気でした。長時間触ると熱さが伝わってくるので注意です。
アウトドア以外でも園芸や防災にも使えます。
こちらの革手袋をはじめてのキャンプのときに持参し、実際に使ってみましたが問題ありませんでした。まだ1回しか使用していないので、硬さは変わっていません。熱々の鍋やケトルを持つのに不自由はしませんでした。燃えている炭や薪を革手袋で直に持つというようなことをするのでなければこれで十分です。試していませんが、蓋の上に炭をのせるダッチオーブン料理とかだと重いし熱いしでちょっと不安かもしれませんね。
アウトドア用グローブは革以外でもいい?
テントを設営するときや自然の中で作業するときのケガから防護するためなら軍手でも良さそうです。でも革手袋はヤケド対策だけのもではありません。
藪漕ぎ(やぶこぎ)のときにも
キャンプ場の周辺では雑草や低木などがかき分けて歩くこともあります。これをと藪漕ぎといいますが、葉っぱでの切り傷程度は軍手で防ぐことができますが、細いトゲですと繊維を通して刺さってしまいます。
薪割りで
ハンマーや鉈(なた)を使うときなど、ハードな作業には軍手よりも革手袋のほうがケガを防止します。また薪のササクレもケガの元です。
軍手はNG
軍手のなかには化繊が混ざっているものもあります。化繊は熱に弱く、溶けてしまうので火を使う作業には向いていません。
ただし、生地が薄い分、軽い作業なら軍手のほうが使い勝手がいいでしょう。防寒にもなりますし、肌触りも優しいので革手袋のインナーとしても使えます。子どもも積極的にアウトドアの作業を手伝ってもらうといいですが、革手袋には子ども用サイズがありませんので、子どもにはサイズのあった軍手のほうが作業しやすいでしょう。
アラミド繊維ならOK!
アラミド繊維とは防弾チョッキに使われる程の強度と消防用の防火服に使われる程の耐熱性のある素材です。商品にもよりますが、200~500℃まで対応できます!
さいごに
革手袋は最初のキャンプから必要になるものです。キャンプの初期費用は寝袋やイス、テントといった大型のものだけでもかなりのものとなりますので、まずはホームセンター革手袋で始めてみるのがいいのではないでしょうか?
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