クリスマスのイルミネーションで街がキラキラになるこの季節!
毎年一番楽しみにしていて欠かさず出かけることにしているドイツクリスマスマーケットに今年も行ってきました。
たくさん写真を撮ってきましたので、見どころやおすすめドイツグルメ、2018年のマグカップ、外せないお土産などをご紹介します。
混雑していてゆっくり食事するテーブルがない~という方には穴場のスポットもコッソリお教えします。
ドイツクリスマスマーケット2018 大阪の見どころ
黄昏時にグランフロント大阪から梅田のスカイビルを目指してドイツクリスマスマーケットに行ってきました。
グランフロント大阪では冬の風物詩となった恒例の“つるんつるん”スケートリンクがオープンしていました。
リンクの開催期間は、2018年11月17日(土)~2019年2月24日(日)です。元旦はお休み!
このリンク、以前は樹脂プレートを使っていましたが今は本物の氷のリンクです。
そして空中庭園の真下にある新梅田ガーデンシティへ。
ドイツクリスマスマーケット大阪2018のチラシです。
会場でもらえます。右側の小冊子にはヒュッテの見取り図などMAPが載っていますので合わせてもらっておきましょう。
ドイツクリスマスマーケット一番の見どころはなんといっても27mのクリスマスツリーです。
空中庭園の真下はパワースポットと言われていて、そこにツリーが立っています。
ツリーの下の部分は舞台や通路になっています。
通路の中には“ミステル”と呼ばれるヤドリギがあります。
以下のようなヤドリギの説明がありました。
Mistel Kiss【ミステルキス】
少し丸みのある葉に白い実をつけた植物“mistel(ドイツ語)”をご存知でしょうか?
日本語では、「ヤドリギ(宿り木)」といい、落葉樹の木に寄生する植物であり、ドイツをはじめ広くヨーロッパでは、このヤドリギをクリスマスの時期に飾る習慣があります。
ヤドリギの下で出会った男女はキスをしてもよいとされる風習があり、キスをしたカップルは永遠に結ばれるのだとか。
これは北欧神話の中で、ヤドリギは幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされていて、非常に縁起の良い植物だったことに由来します。
クリスマスを一緒に過ごす、家族・恋人・友人がずっと幸せでいられますように。
クリスマスクリッペ
イエス・キリストの誕生シーンを描いたクリスマス・ページェントのクリッペ(クリッペン)も飾られています。
ペンギン釣りゲームに挑戦しました。
なんだかレトロな印象のペンギンたちがゆらゆら~と水の上を流れていくのを釣りあげます。
ペンギンの足の裏についた色で当たりとか決まるようですが、狙ってとれるものではないので、釣りゲームというよりはくじ引きといった要素が強いです。
そしてハズレの景品がめっちゃ残念な感じのものなので、ただ純粋にペンギンが好きだという方(←息子)におすすめのゲームです。
景品目当ての方にはおすすめしません。当たる確率は低そうです。しかも高いです。1回600円です。
ただただペンギンが可愛いゲームです。ペンギンゲームは人気です。
遊び系のゲーム屋台(ヒュッテ)はこれしかありません。
ドイツの伝統工芸品のヒュッテ巡りも楽しい
くるみ割り人形です。
300年以上の歴史を持つくるみ割り人形の発祥は、ドイツ ザクセン州のエルツ山地にあるザイフェン村です。
王様や兵隊をモチーフにしたくるみ割り人形のお顔は、ユーモラスでもあり、不気味でもあります。
これは庶民の権力に対するうっぷん晴らしでこのような顔になり、硬いくるみを割らせたのだとも言われています。
クリスマスオーナメント
スパイスで作られているオーナメントはクリスマスの香りがします。匂い袋も売っています。
マトリョーシカ
私のイメージのドイツは森とおもちゃとメルヘンの世界なのですが、こうした東欧の雰囲気もいいですね。
アクセサリーや髪飾りも売っていましたので彼女へのプレゼントを探すのにも良さそうです。
メリーゴーランド
120年の歴史を持つ木製のメリーゴーランドです。これは毎年乗ります。
このメリーゴーランドを観るだけでもこのドイツクリスマスマーケットに行く価値があると思っています。本当に素晴らしい!
身長1m以上の人は400円、身長が1m以下の人は200円です。
馬は上下に動かないタイプです。
馬車もあり、ベンチシートで動かないので小さな子でも安全に乗れます。
気球型のものはコーヒーカップのようにハンドル操作でグルグル回転します。パパと乗っていたお子さんが大喜びしていました。
ドイツクリスマスマーケット大阪 食べ物と穴場のテーブル
屋台グルメは美味しいし食べ歩きは楽しいけれど、やはり休憩がてら座って食べたいときもありますよね。
特に小さい子を連れているときは歩きながら食べさせるとこぼしてしまったり、熱いものだと危ないしで目を離せず困ります。
飲食スペースの席がなかなかとれず、空いたと思ったら後ろからカップルが素早く追い抜いてとられてしまうというのが子連れあるあるです。
そんなあなたに朗報です。穴場の飲食スペースがあるんです。
見つけた時は一か所だけ妙に空席が目立つというか誰もいないのでなんだか笑ってしまいました。
穴場の飲食スペース発見!
ガラ~ン・・・です^^;
ここはメリーゴーランドのちょっと奥まったところにあるのでみんな気がつかず通り過ぎて行ってしまうようです。
まぁ、ちょっと暗いし人がいなくてお祭り気分に浸れないというデメリットはありますが、(とにかく座りたい!)というときにはどうぞ。
もしかしたら「暗っ!・・・ここなら立ったまま明るいイルミネーションの下で食べるわっ!」と思われるかもしれません。
他の人も私も皆そう思って誰も座っていないのですから、怒らないでくださいね。
ドイツクリスマスマーケットで楽しめるドイツグルメをご紹介
焼きアーモンド
アーモンドやカシューナッツ、いろいろな木の実の飴がけです。
レープクーヘン
ジンジャークッキーのようなレープクーヘンは蜂蜜の甘い香りと東洋由来の香辛料の良い匂いがします。
ヒュッテの窓からドイツの方が手作りされているのをみることができます。
Deutsche Pizza(ドイツピザ)
ピザ大好きな息子はドイツ風の四角いピザを食べました。
ピザ 1切れ 600円
スペシャルドイツチーズソース付き 700円
フライドオニオン、ベーコンビッツetc.各トッピングごとに +100円
結構大きいピザです。ピザカッターが置いてあるので、自分で好みの大きさに切り分けます。
チーズがたっぷりでふんわりとしたパン生地のおいしいピザです。
グリューワインとホイップクリーム付きのココアと一緒にピザをいただきました。
ジャーマンポテトとザワークラウト入りオリジナルスープ
ジャーマンポテトとザワークラウト入りのスープは今年初挑戦!
どちらも美味しいです。
ジャーマンポテトはベーコンの旨味がホクホクのポテトにしみています。
ザワークラウト(Sauerkraut)は乳酸発酵させたキャベツのドイツ版お漬物です。酸味がありますが、ピクルスとはちがってお酢は使われていません。
酸っぱいキャベツという意味のザワークラウトですが、スープにするとまろやかになり、深い味わいに変わります。
どちらもドイツの家庭料理といった味わいで、しみじみおいしいな~と感じる味です。肉じゃがとお味噌汁のドイツ版といった感じで、食べると体がポカポカしてきます。
こちらはブルゴーニュ風サンドのお店です。
焼きたてのハムと野菜がたっぷりのホットサンド。ボリュームがありました。
クレープとシュトレン
クレープ屋さんも人気でした。
ヨーロッパでは“ヌテラ”を使ってチョコ風味にするのが人気なんですね。
すっごく大きなヌテラの容器がありました。日本のヌテラはオーストラリア産ですが、ドイツのはイタリア産のヘーゼルナッツが使われています。より濃厚な風味なようですので、ヌテラ好きの方は試してみるといいかもしれません。
お菓子類は他にも手焼きのバウムクーヘンやアプフェルシュトゥルーデル(ドイツ風アップルパイ)などが売られていましたよ。
ドイツクリスマスマーケット大阪 今年のマグカップとお土産
トイツクリスマスマーケットで買ったお土産品です。
まず、グリューワインとホットチョコレートのマグカップは飲んだ後、持ち帰ることができ、良いお土産になります。
お店で持ち帰り用の袋をもらうことができますよ。
2018年のホットワインのマグカップはこんなデザインです。
このマグカップはイラストがちょっと浮き彫りになっていて、艶のある絵付けがされています。
Orange Liqueur Cakeオレンジリキュールケーキ
100年以上も世界中で愛さているドイツのオレンジケーキも買いました。
内容量:400g
エネルギー 394kcal/100gあたり
香りのよいリキュールの風味に、オレンジピールの粒々がアクセントとなっています。
さわやかでいて、濃厚な風味のあるパウンドケーキです。
1884年以来、創業家のトロッケル家4代にわたり守られてきたレシピで作られているそうです。着色料や合成保存料は使われていません。
試食もしましたが、これがとても美味しい!
Dallmayr Kaffee(ダルマイヤーコーヒー)
ドイツ ミュンヘンにあるダルマイヤーは、コーヒーと紅茶のの老舗です。
お店の人におすすめを聞くと「プロドモ(prodomo)」を紹介され、それにしてみました。飲むのが楽しみです。
大きな缶に入っていて、500g 2160円(税込)です。「イベント価格で数量限定でお安くなっているんですよ。」と言われました。
紅茶もいろいろ良い香りのものが揃っていました。
息子が欲しがったのは「セラミックハウス」です。
陶磁器製のおうちの置物で、中にキャンドルやお香を入れて楽しみます。
「小さいおうちのほうが煙がたくさんでるからこっち」と最初は2500円のものを買ったのですが、お店の人に小さすぎてキャンドルは入らないと言われて3500円のものと交換してもらいました。
キャンドルとお香一緒に入れてもOKです。ひとつずつサービスでおまけに付けてくれました。
お香は10個 500円で売っています。
すべて手作りで作られているんですね~。
ドイツクリスマスマーケット大阪レポートのおわりに
なんだか食べ物レポートが多くなってしまいましたが、ドイツの食べ物はどれも美味しいです。
しかも店頭で作ってくれていて、できたてです。
日本のお祭りだと粉もんのソースの匂いや醤油の匂いで活気にあふれた中で食べる感じですが、それとはまた違うので別の楽しみ方ができるのがドイツクリスマスマーケットの良いところなんですよね。
日本のお祭りの屋台の味も好きですが、ドイツの屋台グルメは家庭的な雰囲気があって冬の季節に合っていると思います。
ドイツクリスマスマーケットの基本情報は以下の記事で紹介しています。
大阪のクリスマスイルミネーションはまだまだあります。
ドイツ風のクリスマスを楽しんでくださいね。