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英検5級 小学生の勉強法 1ヶ月で合格するまでにやったこと

英検5級合格 小1
小1の息子が英検5級に挑戦しました。

外部試験というのも初めての経験で、音声(リスニング)もある試験時間を一人で過ごせるかというところから心配していたのですが、見事一発合格できました。

検定に申し込んだのは試験の1カ月半くらい前だったのですが、途中2週間の冬休みは勉強しなかったので、約1か月の試験対策期間となりました。

その間にどのような勉強や対策をしたのかを書いていこうと思います。

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英検5級に小学生で挑戦

英検というと、中学生から受けるものと思っていました。

小学生が受けるのなら英検Jr.というのがあるとは知っていましたが、合否がないという点がどうも納得いかず、英検Jr.の受験は考えていませんでした。

そんなある日、通っている英語教室から英検の受験申し込みについてのメールが届き、受けるかどうかしばし悩みました。

ママ友さんに聞いてみたりすると、幼児の年少さんでも5級に合格していたり、同級生の女の子は1年生の6月の試験で3級まで合格していたりと、低年齢で受験するのはそれほど珍しくないようです。

(受験資格やレベルについて詳しくは別の記事で描いています。)
>>英検5級は何歳から?小学校低学年で英検を受けるメリットとデメリット 

それでも、

あかね

1時間半も私語禁止の試験時間、うちの子は大丈夫だろうか?

とちょっと不安でした。

申し込む前に受験の様子を塾のスタッフの方に聞いてみました。

すると、「小さい子も結構受けていて(雰囲気的に)大丈夫ですよ。」と言われたのでモノは試しとばかり申し込みました。

英検 第3回の1月受験は勉強のペースが乱れがち

英検は年に3回、試験が行われています。

2019年度は1回目が6月3日、2回目が10月7日だったのですが、
その当時はまだ英検のことはまったく意識していませんでした。

息子が受ける試験は第3回で1月27日に行われます。

申し込んだときは(平日は習い事とかで何かと忙しいけど、冬休みに勉強する時間が持てるかも)と考えていました。

ところが年末はクリスマスやらお正月やら帰省やらで何かと遊びで忙しくて机に向かうことなくすぎてしまいました。

小学校の冬休みの宿題も結構な量があったので、それをこなすので精一杯。

しかもダラダラとした生活ペースになってしまって、宿題もなかなか進みません。

結局冬休みは英検のための勉強はしませんでした。

クリスマスとお正月という子どもにとっても楽しいイベントのある冬休みは
英検の勉強をさせるのはちょっとむずかしいと感じました。

次の4級を受けるときは6月がいいかなと思っています。

6月は、ゴールデンウイークでまた勉強どころじゃなくなるかもしれませんが、まだゆっくりしてそうです。

なにしろ10月だと運動会と日程が重なる危険性があります。

違う日程になったとしても、運動会前は連日練習でクタクタになって学校から帰ってくるだろうし。

英検勉強法ほぼ1ヶ月でやったこと

12月で勉強ができたのは申し込んだ後、冬休みが始まるまでの10日間ほどです。

毎日ではなく、2日に1回くらいで、机に向かうのは15分ほど。なぜって毎日学校の宿題があるんです。それを片付けるだけで時間オーバー。

でもそのときは

あかね
あかね

どうせあまり早くからやっても忘れるだろうから、12月は肩慣らし程度で十分。冬休みにじっくり覚えさせよう

甘い考えでした。

12月に英検5級の試験対策でやったこと

  • 小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル【旺文社】を読んであげる。
  • 同ドリルの練習問題を解いてみる。
  • 英単語を3~4回ずつノートに書かせる。
  • スキマ時間(スポーツ系の習い事の送迎時など)にクイズ形式で質問をする。

でもこれがボロボロの出来で、

doesを何度も書かせても読めない
月の名前(January,Februaryとか)はまったく覚えらない

といった状況でした。

あかね
あかね

「(今日は)寒いです。」を英語で言うと?

むすこ

It’s not funny.

と真顔で答えていました。

あかね

ふざけて言っているわけじゃないのが逆にコワイ

そして、こうなってくると、「コミュニケーション」について語る必要がでてくるわけです。

あかね
あかね

今お天気についての英語の勉強してるよね?
寒いといったら、気温について聞かれてると気がつくといいね。

そして試験の概要についての説明も12月にしました。

  • マークシートのぬりかたとか
  • 消しゴムのかけ方とか
  • わからない問題は問題にチェックをつけてすぐ次にとりかかるとか
  • 時間があまるから終わるまでは静かにしておくとか

マークシートのぬりかたと消しゴムのかけ方は、かなり雑な小1男子なのでしっかり何度も教えました。

わからない問題をとばすかどうかですが、これは個人によると思います。
小学校低学年や幼児の受験者ですと、わからない問題をとばすとマークシートへの解答がずれていく危険性があるのですが、うちの子はわからない問題をずーっと考えていると、時間をついやした挙句に「もういやだ!」と試験自体を投げ出しかねない集中力のなさなので、テンポよく、できるものをやり終えてしまうほうがいいなと思いました。

そのかわりに次の問題でマークシートの解答欄がずれないようにチェックをするようにと教えたらこれは素直に聞いてくれたので、良かったです。

試験時間があまったら解答を見直したり、わからないでとばした問題をやるとかをやってくれればいいのですが、そういうのを今教えてもいいのかとちょっと考えたりもしました。

落ちた悔しさからどうすればいいか自分で考えたり、学校の先生から聞いたときに「なるほど~。いいこと聞いた!」と素直に喜んだりする経験をなくしてしまうのは、勉強の楽しさを見つけるチャンスを奪ってしまわないかな?とか思ったのです。

“最初から成績優秀でずっといい子”より、“頑張って自分で伸びていく子”が理想です。

というより、

けっして優秀な子ではないので伸びていかないといけない子なのかもしれないですが!

1月に英検5級の試験対策でやったこと

1月も冬休みや連休のときは勉強できませんでしたが、平日は15~30分、週末は2時間くらいは勉強していきました。

2週間ちょっとはちゃんと勉強した感じです。

12月にレクチャーしたおかげで、試験についてもだいぶイメージをつかめてきたのでここからは過去問を中心に勉強していくことにしました。

過去問3回分をリーディングは3回ずつ、リスニングは1回ずつやりました。

リスニングは得意だったので褒めるためにやったというのが本音です。リーディングは苦手ながらも3回目ともなればさすがに満点です。これも自信をつけさせるためにすでに理解しているものもあえて1回で終わらず、3回やらせました。

とにかく英語に関してはメンタルが弱くなる子で、投げ出させないために「どうやったら褒めてあげられるか」を考えたり、昔使っていた英語ソングのDVDを引っ張り出してきて一緒に観たりといった感じで過ごしました。

勉強よりもメンタルトレーニングをしていった感じです。

過去問を最初見せた時「うわーん、こんなにたくさんの問題なんて何時間かかってもできないよー!」と泣き出してしまうくらいの弱さでしたから、「試験会場に行くだけでもすごいことだから全部できなくてもいいんだよ。」となぐさめたり、なだめたりしていました。

英検に持って行った鉛筆と消しゴムについて

HBの黒鉛筆(シャープペンシルも可)と消しゴムは普段使っているものも持たせましたが、普段2Bの鉛筆だったので一応HBも持たせました。
試験用の鉛筆と消しゴム マークシート対策

トンボ鉛筆の8900シリーズがお気に入りで普段から使っています。デザインがシンプルなので気が散らないですし、トンボは勝ち虫なので縁起もよくて試験向きです。

消しゴムは普段柔らかくてよく消えるものを使っているのですが、マークシートの細かいところも消せるように細身で新しい(カドのある)ものも持たせました。  

また、腕時計はアナログで音の出ないものを持たせましたが、教室内に大きな時計があったので必要なかったです。

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英検5級に合格!

本番の試験が終わった直後は「できたよー」と笑っていたのですが、夜になるとまたメソメソと泣いていました。

どうやらあまり自信がない様子でこっちも不安ながらも今更結果は変わらないので覚悟して待つことに。

そして迎えた合格発表の日、息子は「もう(発表)見なくていいよ。どうせ落ちてるよ。」と寝たふりをし、本当にそのまま寝てしまいました。

私がサイトで確認すると見事合格!

寝ていた息子を起こして「合格してるよー。すごいね。ちゃんと勉強すれば合格できるんだよ。」とここぞとばかりに褒め倒しておきました。

息子は寝ぼけまなこで反応薄かったですが 笑

英検5級 小学生の勉強法のさいごに

英語に苦手意識を持たないようにと小さいころから親しむようにしてきたつもりですが、試験前後に思いっきりプレッシャーになってしまっていました。

英検を受けさせたことは逆効果だったかな?と心配しましたが、今は「僕、英語わかるんだ!」と言うようになり、合格したことによって自信がついたようです。良かった~!

親としても合格したことはもちろん嬉しいですが、勉強すればちゃんと結果が出るということを体験することができたのが何よりです。

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