ご案内

本ページはプロモーションが含まれています

インフルエンザB型でも平熱?A型とのちがいと出勤停止期間はどうなる?

インフルエンザ
今年もいよいよインフルエンザの流行が本格化してきました。一度でもインフルエンザにかかったことがある人は、(あんなにツライのはこりごりだ)と思うほど、症状は重いものです。

ところがインフルエンザには、種類によっては高熱が出ないケースもあるのです。

風邪だと思って医療機関を受診すると「インフルエンザB型ですね。」と告げられてびっくりしたという人は多いです。

熱が出ない原因や、B型とA型の症状の違いや特徴、熱が出ないから会社に行っていいの?という疑問について説明いたします。

スポンサーリンク

インフルエンザB型では熱が出ないことがあります

インフルエンザといえば、38度以上の高熱と節々が痛んだりする大きな病気だと誰しもが思うのではないでしょうか?

ところが実際には「風邪とさほど変わらない」程度であったり、「喉が痛いだけで熱がでない」「熱が出てもたいしたことがない」「熱が1日で下がってしまった」というインフルエンザと気づかない場合があるのです。

こうした不顕性(ふけんせい)感染のインフルエンザは「隠れインフルエンザ」と呼ばれています。

インフルエンザとなぜ気づかない?その原因とは

原因は主に次のようなことが考えられます。

  • 高齢者は高熱が出にくいことがあるため
  • 成人の20%でも熱がでない人もいる
  • インフルエンザワクチン予防接種で軽い症状ですんだ
  • 市販の風邪薬を服用した

発熱するというのは自分の持っている免疫力が高いということで、決して高熱になることは悪いことではありません。もちろんウイルスと闘っている間はつらいのですが、闘う力(=免疫力)があるということなのです。
ですから、免疫力の下がっている高齢者では約半数の人はインフルエンザにかかっても高熱にならないのです。

若い人や体力のある人は高熱や節々の痛みなどの激しい症状が現れやすく、高齢者や体力のない人では強い症状があまり出てこないことも多いということは意外ですね。

また、その年流行のウイルス自体が熱が出にくい特徴の型である場合もあります。

インフルエンザ予防接種を受けた人の場合、高齢者に限らず、子どもや若い人でも熱がでないことが多いです。

あるいは、最初にただの頭痛だと思って飲んだ頭痛薬や、風邪の市販薬で一時的に症状が抑えられている場合もあります。この場合は熱が上がらないことでかえってウイルスを撃退できず、病気が長引いてしまったりすることがあるようです。

インフルエンザにも関わらず熱が上がらないのは、(熱なしで症状が軽くすんで良かった)と思えますが、だからといっても人にうつす可能性が低いということではありません。

スポンサーリンク

インフルエンザB型の症状とA型とのちがいや特徴

A型 B型
主な症状 高熱、寒気、筋肉痛、関節痛、咳、のどの痛み 高熱、寒気、筋肉痛、関節痛、吐き気、下痢、おう吐
流行時期 12月~1月 1月~3月
特徴 突然の高熱(39度以上)
悪寒・筋肉痛などの全身症状が先に現れる。
37~38度程度の発熱。
熱がでないこともある。
消化器系の症状が出やすい。

A型と比べると、B型のインフルエンザウイルスは比較的症状が穏やかという特徴があります。

また、予防接種を受けないでインフルエンザのB型になった場合、解熱まで1週間前後かかることもあります。B型はA型より、ダラダラ発熱が続くケースが多いそうです。

インフルエンザにはC型もありますが、A型やB型と比べると感染力が弱く、症状も軽くすみます。
また、一度かかると抗体ができるため、幼児の間での感染が中心です。

子どもの場合の特徴についてはこちらの記事をどうぞ ↓ ↓

インフルエンザが猛威を振るう季節に子供が発熱すると、ただの風邪なのかインフルエンザなのか気になりますよね。 インフルエンザの場合ですと、抗インフルエンザウイルス薬は発症後48時間以内に投与を開始しないと効果がないので早目の受診も大切です。 大人とは違った子供特有のインフルエンザの症状や気をつける点、受診のタイミング、ホームケアのポイントなどを確認しましょう。

インフルエンザB型はいつまでうつる?会社の出勤停止はどうなる?

感染可能時期は症状が出現する1日前から解熱後2日までとなります。

熱が下がってその翌日からすぐに会社に出勤してしまうと周囲の人にうつしてしまいます。熱が下がってから2日間は自宅でおとなしくしておきましょう。

しかし、もともと熱がでていないとどの時点から2日間?となってしまいます。この場合は「インフルエンザを発症した後5日を経過したあとから出勤」するのがひとつの目安となります。

ただ学生とちがい会社の出勤に関しては、法的な決まりはありません。中には就業規則に書かれている場合もあるでしょうが、まずは医療機関を受診し結果を会社の上司に報告することが必要でしょう。

家庭内で待機している間に家族にうつさないようにするには

  • せきやくしゃみを他の人に向けてしない
  • マスクをすること
  • 手のひらでせきやくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗う

といったことに気をつけましょう。

感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染と、接触感染になります。

インフルエンザB型でも平熱?A型とのちがいと出勤停止期間はどうなる?のさいごに

インフルエンザと気づかずに『風邪かな』と思って様子を見つつも仕事に行っていたら、実はインフルエンザだったということがあります。
そうなると同じ職場の人たちにうつしてしまっていることもあるので注意が必要ですね。

病院でも、検査しないとインフルエンザの確定は出来ないのですから、素人が見極めるのは難しいでしょう。

ですからインフルエンザ流行の時期や、周囲でインフルエンザにかかった人がいる場合には、体調を崩したり、風邪のような症状が出始めたら熱が上がらない場合も病院で検査してもらうことをおすすめします。

インフルエンザに有効な薬は、症状が出てから48時間以内に服薬することが必要です。熱がでていなくてもかかりつけ医に相談してくださいね。

その他のインフルエンザに関する記事は以下のページにまとめています

インフルエンザに関するの記事のまとめページです

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする