インフルエンザの症状の子供の場合の特徴と受診やホームケアの注意点

インフルエンザの症状の子供の場合の特徴と受診やホームケアの注意点

インフルエンザ

インフルエンザが猛威を振るう季節に子供が発熱すると、ただの風邪なのかインフルエンザなのか気になりますよね。

インフルエンザの場合ですと、抗インフルエンザウイルス薬は発症後48時間以内に投与を開始しないと効果がないので早目の受診も大切です。

大人とは違った子供特有のインフルエンザの症状や気をつける点、受診のタイミング、ホームケアのポイントなどを確認しましょう。

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インフルエンザの症状は子供の場合にはどのような特徴があるのか

まずはインフルエンザと風邪の症状の違いを見てみましょう。

インフルエンザと風邪の症状のちがい

風邪
発熱、のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳
全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

インフルエンザ
突然の高熱(39℃以上)、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。

インフルエンザには主にA型とB型がありますが、どちらも軽症の場合から重症の場合までいろいろあります。
症状はA型、B型で共通しますが、一般的にB型は吐き気や下痢といった症状がA型よりも出やすいようです。しかし全体的な症状はB型のほうが軽症になることが多いです。

インフルエンザの症状で子供にみられる特徴

インフルエンザ脳炎・脳症 
乳幼児でまれに起こる合併症です。
意識障害があったり、けいれんが10分以上続くようなとき、異常行動があるときはすぐに受診します。

熱性けいれん 
5歳くらいまでの幼児には熱性けいれんを起こすこともあります。
寝かせて顔を横に向けます。(口の中に何もいれないようにします)
熱性けいれんだけでしたら後遺症は残りませんので落ち着いて、すぐに病院を受診しましょう。

中耳炎 
合併症のなかでも最も多くみられます。痛みを緩和するには冷やすといいので、冷たいぬれタオルを耳の後ろにあてるといいです。

気管支炎 
インフルエンザの熱がでてから2~3日後にコンコンという乾いた咳がゴホンゴホンという湿った咳に変わった場合は再受診する必要があります。

肺炎 
免疫力の低下により肺炎を併発することがあります。赤ちゃんや小さい子ですと進行が早く、急変がこわいので咳が続くときは早めに受診しましょう。

異常行動 
子供がインフルエンザにかかると、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こす場合があります。
(抗インフルエンザウイルス薬を服用していなくても異常行動は現れる場合があります。)

元気 
インフルエンザの症状があまり現れず、熱だけの場合もあります。熱だけですと機嫌よく過ごせるという子も多いです。(特にインフルエンザB型)これは一見心配のないようなことに思えますが、二峰性発熱といってぶり返しで熱が再び上がったりすることもありますので、安静にしておく必要があります。
参考記事>>インンフルエンザで熱がぶり返したときは病院に行くべきかその原因は?

インフルエンザにかかった子供を病院に連れて行くタイミング

子供が高熱を出すと心配になり、すぐにでも病院に連れて行ってあげたいと思いますよね。

しかし、体の中で十分にインフルエンザウイルスが増えないと検査をしても「陰性」と出てしまいます。

発熱後12~24時間たたないとインフルエンザの診断ができない場合が多いのでひとまずは家で様子をみましょう。

意識状態に注意し、水分がしっかりとれているかをみましょう。

確実なのは、発熱して24時間たった時点です。

早すぎると翌日に再受診しなければなりません。まずは安静にするほうが回復にもいいです。

ただし、意識状態が悪い、けいれんしている、顔色が悪い、まったく水分がとれていないなど、全身状態が悪いときは必ずすぐに受診してください。

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インフルエンザの子供のホームケアの方法と注意点

インフルエンザの子供のホームケアの方法

基本的には風邪のときとかわりません。

部屋の環境を整える
換気(もしくは空気清浄機)をし、室温を20℃前後にして加湿(湿度は50~70%)します。

安静にする
TVなどはつけず、静かにします。臭いのきついものも避け、ゆっくり休養できるように整えてあげましょう。

水分・栄養をとる
少しずつでもいいので、水分はこまめに摂らせます。消化の良いもの、子供が好きな食べられるものを用意してあげましょう。

暑すぎず寒すぎず
吸湿性・通気性のあるコットンのパジャマを着せ、靴下ははかせません。
手足が冷たいとき、寒がっているときは部屋を温めてあげます(25℃くらいまで)。
暑がる時や汗をかいている時は、掛け布団を薄手のものに変えるなどして、熱がこもらないようにします。
体から熱が発散できるように、手足を布団から出すのもいいです。汗をかいたらパジャマは着替えさせてあげましょう。

ホームケアの注意点

少なくとも発症から2日間、インフルエンザにかかった子供が一人にならないように見守ります。

インフルエンザは子供がかかると合併症を起こし重症化することがあるので、異常が無いか気をつけてあげてください。

家庭内で感染を広げない、感染しても発症させないようにすることにも気をつけましょう。

インフルエンザは咳やくしゃみによっての飛沫で感染します。

マスクをする、手洗い・うがいをする、食器・タオルは共用しないなどの基本的な予防策がとても有効です。

インフルエンザの症状の子供の場合の特徴と受診やホームケアの注意点のさいごに

子供の病気は大人と比べると、重症化しやすいという特徴があります。

一方で、適切に病院で検査を受け、おうちで安静にしていると大人よりも回復力があると感じることも。

インフルエンザかなと思う発熱があれば、まずは約24時間しっかりと経過を見て、医療機関で検査を受け、治療開始するという流れが一番子どもに負担をかけません。

処方されたお薬は決められたとおり飲み、しっかり水分をとり、暖かくしてゆっくりと休養をとることが早期回復につながります。

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