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画材のパスとは?クレヨンとの違いと小学校で使うおすすめはどれ?

パステルクレヨン

「小学1年生の入学準備にコレ買いました」シリーズの第2弾は画材の“パス”です。

そもそもパスって何?どんな種類があるの?という疑問や、実際に購入したもののレポートです。

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画材のパスとは

小学校の入学説明会で、入学までに準備する一覧表の中に「パス」というのがあり、一瞬何だろうと思いました。

何かの定期券?お財布?この項目とばします?(そんなワケないですが)なんて考えていたら、口頭の説明で「クレパスのことです。」って言われました。

クレパスというと商品名になってしまうので、資料では「パス」と書かれていたのですね。

クレパスとは
クレヨンとパステルの良いところを生かした描画材料で、クレヨンでもなくパステルでもないサクラクレパスの商品となります。「クレパス」はサクラクレパスの登録商標です。つまりクレパスと呼べるのはサクラのものだけになります。

クレヨンとクレパスとパステルに違いはあるの?

「クレパス」の一般名称はオイルパステル Oil pastel (油性)です。(クレヨンもオイルパステルの一種です。)

「パステル」というと、ソフトパステル、ハードパステル、オイルパステル(パス)などがあります。一般的にパステルというときは、乾燥した顔料を粉末状にし粘着剤で固めた画材であるソフトパステル Soft pastel になります。さらさらと粉っぽく、混色に限りがあります。

「パス」とはオイルパステルのことで、一般的には円柱のものです。油分が多くべったりして面塗りに向きます。軽い力で描けるので低年齢向きです。柔らかいので塗り絵や混色に適しています。クレヨンよりも幅広い表現が可能になります。発色としては不透明で油絵のような重厚なタッチの絵を描くこともできます。混色・重ね塗り・ぼかし・盛上げ・ひっかきなど様々な技法が使えるので専門家(画家)が使う画材でもあります。

一方、「クレヨン」の形状は先がやや尖がっています。そしてパスより硬度があって線描きに向いています。幼稚園など幼児ではパスよりクレヨンのほうがよく使われています。蜜ろうなどで作られたクレヨンは、万一口に入ったとしても安全性が高く、発色も美しく透明感があるのが特徴です。

パスにはどんな製品があるの?

最初はサクラクレパスの「クレパス」しか思い浮かばなかったのですが、調べてみるといろいろあるようです。

あとで単色を補充したりすることを考えるとやはり日本のメーカーのほうが購入しやすそうですよね。その面でもサクラクレパスが一番いいのかもしれませんが、せっかくなのでもうひとつのメーカーのものも調べてみました。

もうひとつのメーカーというのはぺんてるです。

Pentel(ぺんてる)のパスの場合、何種類かあるのでややこしいのですが、ざっくり言うと

  • パステル(紙で太巻きタイプ)
  • パッセル(クリアラベル巻きパス)

があります。これがサクラクレパスで言うところの『クレパス』となります。

パステルとパッセルの違いは保護ラベルが紙かクリアラベルかの違いで中身は同じです。紙のほうは今までのクレヨンと同じくヨレヨレになるかなと思ったので、クリアラベルのパッセルがおしゃれで使いやすくていいかなと思っていました。色がダイレクトにわかるのも利点です。

透明フィルムで折れにくく汚れにくいそうで、メーカーの説明でも『ミシン目入りの透明フィルムで巻いているため、長さに合わせてそれを剥がせばいつまでもボロボロにならず、手が汚れることもありません。』となっています。
確かに幼稚園で使っていたクレヨンは巻紙自体に色がついてしまっていましたね。(それも使い込んでいていいですけど。)

単色で補充するときには、近所で売っている紙巻きになってしまうかもしれませんがまぁいいかなと。恐らくみんな紙タイプなので人と違っていると人のものと間違わないだろうし。

しかし、サクラクレパスでこのラベルがついてないシリーズもあることを発見しました。

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クレパスのおすすめはどれ?小学校で使うものを選ぶ

小学生におすすめのパスはコレです。

サクラニュークレパスかくがた

ニュークレパスかくがた

という角型のクレパスです。

丸型と違う点は、『角の使い方によって、太い線・細い線・面塗りが自由にできます。』ということで、角(エッジ)を使って細い線、面を使って広い範囲を塗ったりできます。これは表現の幅が広がりそうでいいですね。

なるほど~。でも使っていると消しゴムみたいにすぐ角とかつぶれちゃうんじゃないかな。丸型でもいいかな?と思ったのですが、“角型なので転がらない”というもうひとつの大きなメリットに気がつきました。

うちの子、絶対コロコロ転がして落としたり失くしたりするだろうな~と想像できましたので、こちらに決定です。

面塗りできるようにラベルがついてないのですが、これは大丈夫かな?と思っていたら、表面がツルツルしていて手に汚れがつきません。なんだかパステルというと柔らかいというかクレヨンよりホロホロしてるかネチョネチョしてるイメージだったのですが、不思議です。でも紙に描いて指でこするとちゃんと“ぼかし”もできました。

パッケージというか外箱の雰囲気は素朴なのですが、やっぱりこっちは“ニュー”と商品名に入っているだけあって何かが改良されているのかもしれません。

サクラニュークレパスかくがた
箱の蓋を開けたところです。

サクラニュークレパスかくがた
中身です。お名前シールが入っています。
これに名前を書いてくるりと貼ればいいようです。

サクラニュークレパスかくがた
子ども(6歳)が手で持っていいる様子です。わかりにくいですが、つるりとした表面です。四角柱のパスで周りが薄い被膜で覆われているので手は汚れません。(でも面塗りして使っていくと汚れるのかな?また後日報告したいと思います。)

後日談:
角型のパスを使って1年たちました。
息子は「みんなとちがうけど、気に入っている。」という感想です。
小学校でたくさん使用したようで、ほとんどのパスの表面のコーティングがとれてしまいました。
やはりコーティングがとれるとペタペタして、手も汚れやすいようですが、
さすがに小学生ともなるときちんと手を洗えるので手が汚れたまま帰ってくることはありません。
短くなったパスの買い替えは近所でばら売りのある普通の丸型のものです。
これは角型のパスより長さがあって箱に上手く収まりませんが、入らないことはないです。
買い替えが不便なところはデメリットですね。
(肌色がよく使う色です。)
自分のものだとすぐわかる、コロコロ転がらない(落として折ってしまうことがない)、
角型なのでしっかり持てる、というところがメリットです。
追記更新日 2019/03/22

まとめ

小学生が使う画材のパスでおすすめなのは『サクラニュークレパスかくがた』だと個人的には思います。

しかし、1本使いきって後で単色を補充するとなると円柱タイプの『クレパス』SAKURA CRAY-PAS が便利かもしれません。
もう一点重要なのは子どもの性格で、人と違うのが気になる(イヤだと感じる)子もいます。その場合も一般的なクレパスで用意してあげたほうがいいと思います。

クレパス以外にもいろいろな学用品、文房具に関する記事があります。
こちらにまとめています。

小学生におすすめの文房具のまとめページです

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