5歳の息子と一緒に親子二人で東京へ旅行したときの記録です。
節約できるところは押さえて、こだわりの旅作りのためには多少は出費も覚悟して・・・欲張りな4日間を堪能してきました。
今回はその1日目、サンライズ出雲で大阪発東京行きの様子です。
幼児連れの寝台特急の旅ってどうなの?
時間とか遅くなったりするし、
添寝って狭苦しくて眠れない?
と不安もいろいろありましたが思い切ってGO!
サンライズ出雲 A寝台シングルデラックスの旅のはじまり
出発当日、子ども(年中さん)は体操教室があり、帰宅が夕方6時(18:00)頃でした。
帰るなり急いで夕食、お風呂で仮眠をとらせます。
そして夜中に起こして大阪駅へ向かいました。夜中ですが金曜日のせいか大阪駅は人がいっぱいいました。さすがプレミアムフライデー。
駅構内は明るく、こわい雰囲気はありませんでした。
行く前は(酔っ払いばっかりで怖かったらどうしよう)とちょっと思っていました。
サンライズ出雲は11番線にやってきます。
環状線ホーム(大丸百貨店側)の反対というか一番奥というかルクア側のホームです。
特急サンライズ瀬戸出雲0:34東京行きと表示されています。
いよいよ憧れの寝台車に乗れる日がきました。感激~。
ホームに列車がやってきました。
これに乗り込みます!
車内通路です。
サンライズ出雲 幼児添寝でA寝台利用
A寝台(シングルデラックス)個室内の様子をレポします。
ベッドの上にバスローブやスリッパ、枕が置かれていました。
掛け布団は羽毛です。
シングルデラックスはサンライズエクスプレス唯一のAクラスルームなのです。
この部屋だけのサービス設備として、幅の広いベッドや独立したデスク、洗面台があり、優雅にくつろげるようになっています。
ベッド幅が車内で一番広いんです。
Aシングルデラックス・・・85cm
Bツイン・・・75cm
Bシングル、シングルツイン・・・70cm
Bソロ・・・70cm(足元は56cmと狭くなっている)
ノビノビ座席・・・ベッドなし(カーペット幅が85cm)
と言っても85cmだと畳の幅くらいです。
子どもとの添い寝は未就学児くらいまでかな~。
5歳男子が寝台に寝てみたところの写真
小学生と添寝だとちょっと窮屈かもしれません。
しかも幼児添寝は無料ですが(大人1名分のみでOK)、小学生だと寝台料金はいらないけど、子供の乗車運賃と子供の特急料金は必要になってきます。
A寝台の幼児添寝はかなりコスパ良しなのです。
これがシングルツインやサンライズツインになると幼児でも今度は子供の乗車運賃と大人の特急料金と寝台料金までかかってくるという割高なことになってしまうので注意が必要です。
2段ベッドのシングルツイン、楽しそうだけどそれで断念しました。
A寝台専用のアメニティキットも用意されています。
中身はホテル並みの品ぞろえですね。
シャワーカードもついています。
シャワールームはA寝台専用のものがあります。
車内の案内が表示されています。
室内の洗面台。これがあると子ども連れには本当に助かります!
鏡に映っていますが、洋服をかけるハンガーもあります。
洗面台にはコップも備え付けられていました。
室内にコンセントもあるのでスマホの充電もできます。
大阪駅を発車して10分もしないうちに車掌さんが検札にやってきました。
早く来てくれるとその後ノンビリできるのでうれしいです。
そしてこんなカードをくれました。乗車記念カードなのかな?
検札も終わったのでパジャマに着替えてリラックスします。
大人用のパジャマはついてますが子ども用のはありませんので用意してきました。
サンライズ出雲 シャワー利用もA寝台専用で快適!
既に家でお風呂には入ってきていたのですが電車でシャワーという機会もそうそうないのでシャワールームに行ってみました。
コンパクトですがゴミ箱やドライヤー、衣類を入れるバスケットなどのある更衣室
この奥がシャワールームです。
シャワーカードでお湯が6分間使用できます。
(一時停止ボタンもあるので髪も身体も洗える時間分あります)
私たちはお風呂に入ってきていたので、2~3分シャワーを浴びて出てきました。
4号車にあるシャワーはA寝台利用者専用となっています。
A寝台は6室しかないので実質6人しか使用しない(シャワーカードは各部屋につき1枚)ので時間もあまり気にしなくて大丈夫です。
B寝台の方やノビノビ座席利用の方もシャワーは使えるのですが、券売機でシャワーカードを購入(320円)しなくてはいけません。限定20名です。
そして3号車の共用シャワールームのみ使用可です。20人が利用するので「いつ行っても使用中・・・><」ということもあるようです。
ボディソープとシャンプーはシャワールーム内に備え付けのものがありました。
タオルはA寝台のアメニティグッズの中に入っていたのでそれを使うことができます。
初めての寝台列車に興奮して「寝たくなーい。パーティーしようよ~」なんて言っていた息子もシャワーを浴びて眠くなってくれたようです。
部屋に帰ってきて少しすると眠ってしまいました。
そうは言っても早朝目が覚めて飽きずに車窓からの景色を楽しんでいました。
男の子って電車からの景色好きですよね。
個室なので見放題です!
熱海駅
電車内探検もしました。
他の部屋の様子に興味津々で見て回っていました。(降車後無人のお部屋です)
そしてラウンジから朝日を見ようといってみたら、同じ目的の先客さんがいました。
朝7時に東京駅に着きました。
「帰りもまたこの電車がいい!」と言っていましたが、下りは大阪に停車しないので新幹線です。
サンライズ出雲A寝台 幼児との添い寝旅のさいごに
長い乗車時間でしたがあっという間に到着してしまったような感じがしました。
本当に楽しい時間を過ごすことができました。
移動、景色、宿泊と3つの要素をいっぺんに楽しめる寝台列車の旅!
また乗ってみたいです。