結婚して初めての年末年始。
年賀状の準備の前に忘れてはならないのがお歳暮です。
お歳暮は、1年間お世話になった方々に対して感謝の気持ちです。
お歳暮という字は「歳暮」=「としのくれ」と書きますが、その時期に心を込めてご挨拶したいですね。
今年、めでたくご家庭を築くこととなったご夫婦であれば、感謝する気持ちは何よりおたがいの御両親へではないでしょうか?
でも、実の親子間でお歳暮なんて他人行儀なのでは?
妻の両親と夫の両親、どちらに贈るの?
実家と義実家でお歳暮のやりとりもするの?
と考えてしまいますよね。
今回はこういった「結婚して初めてのお歳暮の始め方」についてご案内します。

気になるところから読みたい方は
目次から見たい場所にジャンプできますよ♪
お歳暮を贈る時期はいつ?
お歳暮を親に贈るの?
同居している親にもお歳暮を贈るの?
お歳暮を贈ると毎年つづくことになる?
お歳暮は実家同士のやりとりもあるの?
結婚して初めてのお歳暮を迎えるときのギモン!
まずはお歳暮の基本をさらっとみておきましょう。
何事も計画しなければ始められません。
行き当たりばったりだと痛恨のミスをしでかすとも限りませんからね。
お歳暮を贈る時期はいつ?
お住まいの地域によって、ちがいがあります。
関西:12月13日~12月末まで
目安としてはこうなのですが
年末年始には旅行されることが多いだとか
親戚で集まる準備に追われているといったような家庭内事情を把握しておく気づかいも大切です。
昨今ではお歳暮は12月20日頃までに届くように送ることが多いです。
ただ、お正月用の食材(鍋用のカニとかすき焼き用の牛肉とかですね!)は年末に近い方が逆に喜ばれますよ。
デパートでは10月の終わり頃からお歳暮特集などが始まります。
早く手配すると割引になることも多いですし、11月に入ったらそろそろ準備を始めるとよろしいかと思います。
お歳暮を親に贈るの?
贈ります。
と言っても、もちろんそれぞれの御家庭によるのですが、よほどの事情や主義がないのであればぜひご両親にお歳暮を贈りましょう。
といってもやぶからぼうに送りつけるのではなく、まずは夫婦で話し合いです。
お互いの親の価値観は聞いてみないとわからないものです。
お歳暮などは一切しないご家庭もあります。
「ご両親はお歳暮とかなさる方かしら?」とか
「お歳暮を贈ろうと思うのだけれど、ご迷惑だったりしないかしら?」
と聞いてみるといいでしょう。
一方的な思い込みで、よかれと思ってお歳暮をしても、やはり相手のことを考えないと感謝の気持ちは伝わらないのです。
わが家の場合、夫がお歳暮に対して関心がないというか、頼りないというか、「わからない。どっちでもいいんじゃない?」という感じでした。
私としては、この1年間だけでなく、これまでの感謝の気持ちがあったので「じゃあ、それぞれに贈りましょう。」と話しました。
お歳暮を贈るのであれば片方だけでなく、夫婦のそれぞれの実家へ贈ったほうがいいですしね。
あと、兄弟姉妹たちはどうされているのかということも重要な見極めポイントです。
足並みをそろえると転ばないということです。
同居している親にもお歳暮を贈るの?
どちらかの親と同居されているとお歳暮ではなく別のプレゼントにしたほうが違和感がないかもしれませんね。
同じ世帯ですしね。クリスマスにでも、気もちにだけではなく、プレゼント自体を本当に喜ばれるようなものを選べると思います。
お歳暮を贈ると毎年つづくことになる?
これもそれぞれのご家庭の親の性格によるのですが、多くの親御さんは「ありがとう。次からは気を遣わなくていいよ」と言われることが多いようです。
2~3年続けてからお互いに親密度がましてそういった話しもできるように関係も変わってくるという人もいるでしょう。
もちろん、続けていくことになった場合のことも考えて最初におさえめの3,000円くらいにしておくのも手ではあります。
贈るか贈らないか、いくらにするか全てはまずは夫婦で話しあうことはやはり大切です。
そして、世間的な常識より、お互いの家側の考え方に合わせるのが一番良いと思います。
お歳暮は実家同士のやりとりもあるの?
ここはむずかしいところですよね。
一般的かどうかは分かりませんが、わが家の場合ではお互いの両親は、お歳暮のやり取りをしていました。
でも、年老いた親でしたので、贈答の手配の面倒を両家分、私が引き受けていました(笑)
私がデパートに行って自分の親宛のお歳暮を義両親名義で手配し、同時に義両親あてのお歳暮も手配しました。
そしてお礼も私経由です。
こうなってくるとだんだん一人芝居をしている感に襲われてきて、さすがに5年目くらいには「お互いそろそろやめにして負担を減らしましょう」という形にしてやめにいたしました。
どちらかのご家庭がお歳暮の手配を負担に感じる状況にあるのであれば、自分たちが間に入ってお互いになしとすると、両家がこじれたりせず無難に丸く収まるのではないでしょうか。
デパートなどない田舎に住んでいるとか、目が悪くなってきたからとか、介護の毎日でとか、いろいろと状況も変わりますし割と自然な流れだと思います。
結婚して初めてのお歳暮をむかえるあなたに
お互いの育ってきた家庭環境、それぞれのご両親の考え方、どうか夫婦で話し合ってくださいね。
それがなにより三方丸く収まる秘訣です。
無理がないならぜひ初めてのお歳暮をご両親に贈ってこれまでの感謝の気もちを伝えましょう。
成長したあなたにきっと安心されますよ!
こちらの記事もおすすめです♪
昔ながらのおせちはお正月の三が日は常温保存でも大丈夫なように濃い味付け、傷みにくい食材で作られていましたが、現在のおせちはどうなのでしょうか?
結婚報告も兼ねた年賀状。書き損じたときの郵便局での交換で個人情報はどうなる?