令和最初の年賀状となる2020年(令和2年)。
2018年(平成30年)は投函する時期によって切手代が 52円→62円 と変わったのでややこしかったですよね。
そして昨年(2019年・平成31年)は62円でした。
今年の年賀状の切手代はどうでしょうか?
年賀状の切手代・切手や年賀状の種類・私製ハガキの切手の貼り方についてご案内します。
年賀状の切手はいくら?2020年(令和2年)はどうなる?
今年、2020年用の年賀葉書に必要な切手は 63 円です。
日本郵便は、2019年10月1日に消費税率の改定に伴い、郵便料金も変更されました。
2020年用年賀状からは 63円に値上げされています。
というわけで、
普通の年賀はがきに関しては63円で、通常の郵便はがきと同じなのですが、
年賀状用の切手には63円以外のものもあるのです。
さっそくご紹介しますね。
年賀状の切手の種類 どれを選べばいい?
郵便局で販売される年賀状でしたら最初から切手部分が印刷されています。
切手代込みとなっています。
一方、切手を自分で貼る私製ハガキを年賀状として贈られる場合でしたら「年賀郵便切手」をご用意されるといいですね。
もちろん、通常の切手も問題なく使えるのですが、お正月用の切手を用意するとより心がこもります。
この年賀郵便切手の発売日は2019年11月1日(金)です。
年賀郵便切手は4種類!
- 年賀63円郵便切手
- 年賀84円郵便切手
- 寄付金付きお年玉年賀63円郵便切手(63円+寄付金3円で66円になります。)
- 寄付金付きお年玉年賀84円郵便切手(84円+寄付金3円で87円になります。)
寄付金付きの切手にはお年玉くじもついています。
受け取る立場になると、「お年玉くじがついていないとがっかりしてしまう」という人が結構いるので、せっかくでしたら寄付金付きの切手にされたほうがいいかと思います。
寿切手(慶事用切手)は年賀状に使ってもいいの?
寿切手というのは、一般的に結婚式の招待状に使われています。
もちろん、結婚式以外のお祝いごとに使っても差し支えないのですが、年賀状には使わないほうが無難です。
年賀状用に購入したとしても、“余ったものを消化するために使った”と思われることがあるからです。
また、弔事用の切手もあるのですが間違ってもこちらは年賀状に使ってはいけません。
海外へ年賀ハガキを出すときの差額用の切手
海外に住んでいる家族や友人に年賀葉書(63 円)を使って季節の挨拶をしたいと考えている場合には、航空便扱いの国際郵便葉書として差し出す際に必要となる郵便料金額(70 円)との差額(7 円)に対応した、グリーティング切手「海外グリーティング(差額用)」があります。
2019年10月1日に国内の郵便料金が変わりましたが、国際郵便に関する料金は消費税法で免税とされているため、アメリカ合衆国軍事郵便局との間に交換される郵便物の料金を除き、料金の変更はありません。
84円の年賀郵便切手は何に使うの?
ハガキは63円ですが、84円のこちらは封書で年賀状を送る場合です。
例えば、グリーティングカードを使って新年の挨拶をするときには封筒に入れますが、これも年賀郵便として配達してもらえます。
ただし、定形以外の郵便物は年賀郵便の対象外となります。
写真を同封したりして重量オーバーしたり、封筒のサイズが大きかったりすると定形外として普通郵便扱いとなってしまうので注意が必要です。
また、元旦に届けるサービスは日本国内に限られています。
年賀状切手の貼り方 どこに貼る?朱書きも必要?
郵便切手は郵便物の表面の左上部に貼ります。
はがきの左上角の上下70mm×左右35mm内になるべく収まるように貼りましょう。
消印作業するときにこの位置でないと機械で処理できず、手動になってしまうからです。
尚、貼りきれない時はあいてる所に貼っても届けてはもらえます。
「切手裏面貼付」と書いていれば、表に貼れない時は裏に貼ることもできます。
しかしながら、年賀状の場合は1枚の切手を正式な位置に貼るのがマナーです。
また、切手の下には必ず「年賀」と朱書きしましょう。
年賀郵便切手を貼っただけでは年賀郵便扱いしてもらえません。
1通ごとに「年賀」と記入していくのが手間がかかって苦痛であれば、「年賀郵便」と書いた紙をはがきの束に添えてポストの年賀はがき専用投入口に出せば年賀状として扱われます。
ただし、こちらの方法が原因で思わぬ配送ミスをされると困るのは自分となるので、やはりきちんと1枚1枚朱書きを入れるのがおすすめです。
受け取った方に「朱書きするのを忘れていたけど、郵便局の計らいでちゃんと年賀扱いされたんだな」と思われるのもなんですしね。
年賀状の切手のまとめ
- 年賀状用の切手は63円
- 私製ハガキには「年賀切手」を貼ると良い
- 切手はハガキの左上部に貼ります
- 切手の下には「年賀」と朱書きします
これで令和2年の最初のご挨拶もバッチリですね。