[この記事の最終更新日は2019年6月20日です]
七夕といえば約400年の伝統のある「仙台七夕まつり」が有名です。日本一のスケールを誇る七夕ストリートに今年は出かけてみませんか?豪華絢爛な七夕の吹き流しを眺めたり、仙台グルメをほおばったりと楽しみ方がいろいろあります。
七夕祭りが開催される日時や場所、前夜祭の花火大会、屋台やアクセス方法、混雑情報など事前にチェックしておきたいことをご案内します。
七夕祭り 仙台ではいつ開催されるの?
仙台七夕まつりは東北三大祭りの一つに数えられ、来場者数は例年200万人以上です。旧暦の七夕(8月7日)に前後合わせて3日間に渡り開催されます。また前日の8月5日の夜には前夜祭として花火祭が開催され盛り上がります。
開催日程:2019年8月6日(火)~8月8日(木)
開催時間:
《飾り付け時間》
8月6日(火)・8月7日(水)/10:00頃~22:00頃(予定)
8月8日(木)/10:00頃~21:00頃(予定)
※周辺部商店街は10:00~18:00頃まで
《おまつり広場》 ※勾当台公園市民広場
8月6日(火)~8月8日(木)/10:00~21:00(予定)
開催場所:仙台市中心部および周辺商店街
仙台七夕のお祭りの期間中、市内各地で約3,000本を超える吹き流しや仕掛け物などの飾り付けが見られます。
メインとなっているのは仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街です。ここでは豪華絢爛な七夕飾りが競い合うように飾られています。金賞・銀賞・銅賞を受賞した飾りには賞札が取りつけられますので探してみるのもいいですね。色鮮やかな和紙で作られた笹飾りを目当てに多数の人が訪れますのでアーケード内はかなりの混雑となります。
アーケード内は熱気がこもるのでしっかり水分をとるなど熱中症対策は万全にしましょう。
おまつり広場
最寄り駅:仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」
仙台市役所前の勾当台公園市民広場、定禅寺通りグリーンベルト、つなぎ横丁が会場となります。
ステージで子供向けのキャラクターショーが行われたり、展示エリアで七夕の歴史を学ぶことができるのでお子さま連れの方にも楽しめます。七つ飾り作成体験や、短冊記入コーナーもあるので是非参加しましょう。宮城グルメを集めた出店が立ち並ぶ「七夕食堂エリア」は毎年大人気です。
第50回 仙台七夕花火祭
最寄り駅:
仙台市営地下鉄東西線「大町西公園駅」より徒歩すぐ
仙台市営地下鉄南北線「広瀬通駅」より徒歩10分
JR「仙台駅」より徒歩20分
場所:仙台西公園周辺一帯
実施日時:8月5日(月)19:30から20:30
今年の花火打ち上げ開始時間は例年より30分遅く変更となっております
※荒天の場合は延期されます。
約1万6000発の花火が打ち上げられます
※七夕飾りは設置されません
地元の人にも人気の花火大会でこの日だけでも45万人が訪れます。
有料観覧席もあります。ただ、中には木が邪魔で花火が見えにくい席もあるようです。
周辺道路はかなり混みあいますし、交通規制もあります。
また会場に駐車場はありません。
会場周辺には一般の駐車場もありますが、午後の早い時間から満車になるところも多いです。
電車の利用についても混雑が予想されます。
特に打ち上げ終了後は会場周辺の地下鉄駅・仙台駅は切符を買うのも大変となるのであらかじめ往復切符を用意しておくか、交通ICカードを利用するようにしましょう。
また、川内駅・国際センター駅・大町西公園駅はホーム階の安全確保のため入場制限がかかる場合があります。
市営バスは一部運休と経路変更が予想されます。
仙台七夕祭りで屋台はどこに出る?
8月6日~8日では11:00頃から徐々に屋台が出始め、21:00頃まで楽しめます。
場所:西公園、勾当台公園(こうとうだいこうえん)を中心にアーケードにも各店舗が出店を出しています。
前日の花火のときには西公園(仙台駅から徒歩20分)に屋台が出ますが、商店街などはまだ出ません。お祭りの準備中です。
仙台七夕祭りの屋台で人気の食べ物は?
街のいたるところで露店や屋台が立ち並びます。その数合わせると100店ほどにもなるのでいろいろな味やゲームを楽しめます。
仙台ならではのメニューはやはり人気ですのでチェックしてみてくださいね。
ひょうたんあげ
牛タン串
ずんだシェイク
笹かまぼこ
三角あぶら揚げ
・・・etc.
ご当地メニューを楽しみにされている人が多いです。
最近はご当地メニューとしての「麻婆焼きそば」が大評判です。牛タンやずんだ餅、笹かまぼこは東京や大阪でも味わえますが、麻婆やきそばやひょうたんあげ、三角あぶら揚げはなかなか目にする機会がないので楽しみですね。
そして牛タンといっても仙台ならではの牛タンバーガー、牛タンフランク、牛タンつくね、牛タンシチュー・・・とバリエーションがあるのはさすが牛タンのお膝元といった感じです。
仙台七夕祭りのアクセス方法と混雑状況
仙台七夕祭りへのアクセス方法
電車で
JR東日本:あおば通駅・仙台駅
仙台市地下鉄南北線:仙台駅・広瀬通駅・勾当台公園駅
仙台市地下鉄東西線:仙台駅・青葉通一番町駅
観光をかねて仙台に来られるのならお得なパスもありますよ。
『仙台まるごとパス』
JR・地下鉄。バス・仙台空港鉄道・阿武隈急行のフリーエリア内2日間乗り放題
おとな2,670円 こども1,330円
車で
東北自動車道「仙台宮城I.C」から仙台西道路(国道48号線愛子バイパス)経由で約5km。
通常時ですと5分ほどですが、お祭りの期間中は交通規制による渋滞が起こります。
周辺道路・ホテルの混雑状況について
東北の観光シーズンのピークといえば東北三大祭りが集中する8月初旬です。
青森ねぶた祭(あおもりねぶたまつり)毎年8月2~7日
秋田竿燈まつり(あきたかんとうまつり)毎年8月3~6日
日本全国から東北三大祭りなどを巡る観光バスが東北地方に集まってくるため、一般道路及び各公共交通機関は非常に混雑します。
特に仙台は2018年に平昌オリンピックで金メダルをとった羽生結弦選手の故郷と言うことで注目を集めています。
ツアー客以外の一般の観光客もたくさん訪れます。
期間中の周辺道路は交通規制されますので、公共の乗り物を利用してお祭りを楽しむのがおすすめです。
ホテルについても同様で、市内のホテルは満室になりますので、宿泊を予定されている場合は早くから予約しておくほうが良いです。
「るーぷる仙台」は?
市内観光に便利な「るーぷる仙台」は、仙台市中心部の観光スポットを結ぶ巡回バスです。
お祭りの時期は15分間隔で運行されていますが、常時満員といった盛況ぶりです。
途中の停留所で待っていても乗り込めないこともあるようです。
また運よく乗れて座れたとしても人が多くて「車窓」の景色を楽しむことはむずかしいかもしれません。
七夕祭りの期間には「七夕ナイト号」という特別な夜間運行があります。
「七夕ナイト号」夜間特別運行
運行期間:8月6日・7日・8日
運賃:一回乗車:大人260円・小児130円
詳しくは、
2019年 瑞鳳殿七夕ナイト&るーぷる仙台七夕ナイト号リーフレット
をご参照ください。
トイレ事情
たいへん混雑する仙台七夕祭りですが、公衆トイレは18ヶ所あります。
アーケードのお店で飲食のついでに利用することもできますので、それほど困ることはないです。
安心してしっかり水分補給し、体調管理しましょう。
ランチについて
仙台といえば牛タン!牛タンは観光客に一番の人気メニューでどこのお店もお昼時間帯は間違いなく行列です。
11時頃に早めの昼食を済ませるのがベストです。
さいごに
地元の人に人気の前夜祭の花火、観光客に人気の七夕飾りの本祭り。
どちらもたいへんな人出で賑わいます。
杜の都の夏の風物詩と言われる仙台の七夕祭りへは、暑さ対策を万全に気をつけてお出かけくださいね。
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