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「中学受験は親が9割 学年・科目別」 西村則康著 読書備忘録

読書感想文
「中学受験は親が9割 -学年・科目別-必勝対策」を読んでの感想と備忘のためのメモ書きです。

著書の西村則康さんは日本初の「塾ソムリエ」として活躍されていらっしゃる方であり、35年以上難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師です。

以前、「小学生生活を犠牲にしない中学受験」という習い事を優先し大手進学塾に通うことなく中学受験を勝ち取った体験記を読み、バランスをとるために今回の本を選んでみたのですが、失敗しました。

「小学生生活を犠牲にしない中学受験」読書備忘録はこちら

読んで失敗したということではないです!

間違えて借りてしまったのです。

私が読みたかったのは前著にあたる「中学受験は親が9割」の方で、図書館で予約して受け取った本を見て、(あれ?“学年・科目別”??)と別の書籍であることに気づいたのです。

でもせっかく予約待ち(結構な人数!)をして借りたのだからと、読んでみました。

中学受験は親が9割 [学年・科目別]必勝対策
著者:西村則康
出版社:青春出版社
発売日:2015/02/10

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「中学受験は親が9割 -学年・科目別-」本の内容と紹介

前著である「中学受験は親が9割」では中学受験での親の役割の大きさについて書かれているのだと思います。

未読のため想像ですが、受験生の親になるという覚悟やポテンシャルを高めるために良いかな?と思っています。

そちらの本も近いうちに読む予定です。

そして今回の“学年・科目別”はより具体的な手法をまとめられています。

「中学受験は親が9割 -学年・科目別-必勝対策」の中身(目次)

1章 志望校に無理なく合格する頭のいいスケジュール管理術
2章 家庭で毎日実践!親子で取り組む学力アップの方法
3章 苦手がなくなる「学年・科目別」実践対策
4章 関東・関西大手を徹底分析!わが子に合う塾はこう選ぶ
5章 Q&Aでよくわかる中学入試の悩みと解決法
6章 入試直前!最後で失敗しないために知っておくべきこと

参考になったところ

「中学受験は親が9割 -学年・科目別-必勝対策」を読んで今後も生かそうと思ったところを書き留めてみました。

小学1~3年生の間に身につけておくこと

正しい鉛筆の持ち方
ノートの位置

これは大いに納得です

子ども用に買った

通信教育の問題集
漢字ドリル
筆記体のペンマンシップ
学習帳
そろばんのドリル

といった多くの演習用のノートなどの最初のページには必ずといってよいほど、「正しい姿勢」などがイラストを使って説明されています。

きっと最初に正しい姿勢を習得していないと上手くいかないのではないかと思います。

次の勉強法についても参考になりました。

本書でおすすめしている勉強法

  • 朝学習(30分)
  • マインドマップ(理科)

本書でおすすめしていない勉強法

  • 低学年からの英才教育
  • 速読

フリーハンドで図をかけるようになる
※教科書や問題に縮小版で図が載っていても、
 実物大にしてきれいな字で数字を書き込むことが大切

本書には具体的な手法がいろいろ出てきて、家庭で子どもの勉強を見ている親にとってはとても役立つと思います。

うちでも、子どもの「ミス」を指摘したりするとへそを曲げてしまったりして勉強が進まなくなってしまうことがよくあるのですが(特に漢字!)

この本のやり方をアレンジして使ってみようと思います。

漢字の勉強が本当に進まないのです。

例えば

字は合ってる

でも

トメ・ハネ・はらいができてない
筆順がちがっている
バランスが悪い
鉛筆の濃淡がそろってない
消し跡が残ってる

と指摘して直させたいところが山のようにでてくるわけです。

ひとつひとつやり直しさせて(うるさいから次はちゃんとやろう)と思ってくれないかなとやってみたりしたのですがうまくいきません。

今度は本を参考に「こことここはできているのにもったいない」という感じで伝えてみようかと思います。

ちなみに数字の書き方がおかしい場合は「それだと機械で読み取ってくれないよ」と言ってしまっています。

実生活で機械に読み取ってもらえないと文句も言えないですからね。

あまりおすすめはできない注意の仕方ですが、字が汚いとかヘタとか言えないし・・・と悩んでいます。

それから、国語が苦手な子の対策では「教科書の丸写しと音読」を薦めていました。

うちの場合は字を書くのが苦手なので音読に頼るしかなさそうです。

とりあえず字を書くのに慣れてもらおうと「あのね帳」を書いてもらったり、読書日記や読書感想文に取り組んでもらったりもしています。

あのねきいてねノートを始めました あのね帳ジャポニカの書き方

親子で書こう100さつ読書日記達成!本のリストや幼児で書き方は?

小1の夏休み 読書感想文の書き方 国語が苦手な子で苦労した話し

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考えさせられたところ

本の後半には大手進学塾の評価や特徴が説明されていました。

どの塾も大量に出される宿題というのは共通しているようです。

宿題は全部やることを目標にしないで、必要なものを親が取捨選択してあげることが必須なのだとか。

全部するには睡眠時間が足りなくなるので、睡眠時間の確保だけは死守しなければいけない!と。

でも同時に「親が学習内容までフォローできるのは4年生まで」とも書かれていて、5年生になると大人でもついていけない内容になるとも書かれていました。

宿題をマネージメントするにはきっときっと親もたくさん理解できてないといけないのだろうな・・・と思いました。(なんだか不安!)

「親が9割」の中には、

親の経済力
親の健康
親の体力
親の努力
親の精神力
親の忍耐力

などといったあらゆる強さが必要なのだということなのかもしれません。

「中学受験は親が9割 -学年・科目別-」をおすすめしたい人

  • 中学受験を意識はしているがいつから塾に通わせるのか迷っている小1、小2の親御さん
  • 中学受験用の塾をどこにしようか迷っている人
  • 既に通塾させているが塾を活用できているか不安な人

まだまだ中学受験の心構えができていない私にはいろいろと参考になった本でした。

子どもが低学年のうちに他にもいろいろと本を読みたいと思っています。

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