[最終更新日:2019年7月2日]
新幹線に乗るとなったらとても楽しみですよね!
旅行の計画をして、いざ新幹線の予約をしようとするといつから開始なのか、どこでどうやってするのかわからないものです。今回は普段は新幹線を利用しない人にとって新幹線の予約はどうすればいいのかをご案内します。
新幹線の予約はいつからできるの?
きっぷの発売日は全JR共通で乗車一カ月前の午前10時からです。
例:1月1日の新幹線に乗りたい場合
12月1日の午前10時から購入することができます。
予約時に即発券となり代金を支払うことになります。
尚、例えば、2月に同じ日がない3月29日から31日までは3月1日に一斉発売となります。発売日の前倒しはありません。
この場合、3月1日に3月29,30,31日、4月1日の4日分が発売されますので、春休み期間分ということもあり窓口は混む可能性があります。
「事前申込みサービス」について
事前申し込みを受け付ける駅もありますが、これは指定席の確保を保証するものではありません。満席などの理由により、予約が成立しないことがあります。
事前に希望を聞いておき、実際の発売日に担当者が予約端末を使ってトライしてくれます。
夏休みの帰省・旅行を予定の方へ
※インターネット予約での
「きっぷ事前申込サービス」について
インターネット列車予約「e5489」「エクスプレス予約」「スマートEX」では、
きっぷの発売開始日(乗車日1か月前)の
さらに7日前の5時30分から事前申込が可能です。
たとえば、
8月10日(土)に乗車のきっぷは、7月3日(水)5時30分から事前申込の受付開始です。
(一部ご利用になれない区間、列車、きっぷの種類があります)
詳細については、JRおでかけネットにてご確認ください。
>>きっぷ事前申込サービス詳細へ
(外部サイト JR西日本“JRおでかけネット”へのリンクです。)
(2019年7月2日 追記)
新幹線の予約方法 どこでするの?
新幹線の切符の「予約」とは“指定席券の事前購入”ということになります。
新幹線は切符の事前購入(予約)しなくても乗れます
乗車当日に切符を購入することは可能です。駅で席を指定することもできますし、自由席に座るのであれば指定料がかかりませんので少し安く新幹線に乗ることができます。
- 移動距離が長い
- 一緒に旅行する人がいるとき
- 混む時期の移動(年末年始、春休み、GW、夏休み)
- ビジネス客の多い時間帯(午前は10時前まで、午後は17時頃から。金曜の夕方便と月曜の早朝便)
- 富士山がよく見える窓際の席を取りたいなど景色を楽しみたいとき
- パソコンが使えるコンセントのある席を希望するとき
新幹線は乗る直前に切符を購入して乗車することは可能ですが、このように、こだわりがあったりどうしても座りたいときにはやはり予約したほうがいいですね。
尚、小学生未満の子どもは大人一人につき二人まで無料ですが、子どもの分まで指定席をとると運賃・料金がかかります。膝の上に座らせる分には無料です。
JRの駅で予約する2つの方法
駅のカウンターで買う
「みどりの窓口」というカウンターがあり、そこで購入することができます。全駅に必ずあるわけではないので、不明ならば「〇〇駅 みどりの窓口」とネットで検索するといいです。
みどりの窓口のメリット
・JR利用に慣れていない人には一番簡単でおすすめです。
行き先が2ヶ所になる場合や複数人分購入するとき、ちょっと複雑な行程の相談にも乗ってもらえます。
・現金・クレジットカードが使えます。
みどりの窓口のデメリット
・混んでいると待たされる
(前の人が相談していたり、領収書についての細かい指示を出していたりすると待たされます。)
・営業日や時間は駅によってちがう
みどりの窓口で購入するときの手順
みどりの窓口で「乗車日」「乗車区間」「人数」などを伝えます。
新幹線ならば特急券と乗車券の2枚の切符を購入することになります。
座席の指定もできます。禁煙・喫煙、窓側・通路側などのざっくりした希望でもいいですし、「何号車のA席で!」と座席番号でもOKです。希望の席が確保できない場合もあるので第2希望も考えておきましょう。
往復利用の場合、行きの発売日だとまだ帰りの予約は始まっていません。復路の発売日になってから往復の予約に行くか、復路分は後日再度予約するかになります。往復割引の乗車券は復路予約の際に購入しましょう。
券売機で買う
「みどりの券売機」で特急券と乗車券の購入ができます。在来線の切符を買うのと変わらない簡単さです。ネット予約した切符の受け取りもできます。
みどりの券売機のメリット
・窓口に並ばなくてもいい
・現金・クレジットカードが使える
・座席を見ながら選ぶことができる
では、駅以外で予約する方法についてはどんなものがあるのでしょうか?
主な旅行代理店で購入する
ある程度の大きな駅ならば駅構内やすぐ近くに旅行代理店があることが多いです。
旅行代理店でも予約(=購入)することができます。
旅行代理店で購入するメリット
JR以外の手配も相談できる(私鉄や宿泊の手配、パッケージツアーなど)
旅行代理店で購入するデメリット
JR券を取り扱っていない場合もある
その他の購入方法について
金券ショップで回数券をバラ売りで買うと割安になり、お得です。お店は駅前にあることが多く購入は簡単ですが、回数券の手続きやルールについて店員の方は詳しくない場合が多いです。ある程度知識を仕入れてから利用しましょう。また、座席指定は別途行う必要があります。
電話やインターネットでの予約は便利なものもありますが、必ずしもお得になるとは限りません。例えばスマートEXでは切符を買う手間が省けて便利なのですが、大阪市内や東京都区内など11都市圏を移動する場合、どの駅で降りても均一運賃とする特例が適用されなくなることもあり、普通に切符を購入するより運賃が高くなります。
新幹線をネットで予約するのはむずかしい?
新幹線の予約をネットでするにはかなり具体的に旅程が決まってからになります。
ネットでの予約サービスを利用するには会員登録が必要となります。
(みどりの窓口やみどりの券売機だとこの手間が省けます。)
ネット予約の利点では、「早得」といって早く予約すると安くなる切符があります。ただし、種類がたくさんあって利用条件もまちまちでややこしいです。
また、出発時刻の6分前まで何回でも変更ができたりするのですが、それは発券するまでです。(発券後は1回に限り変更可です。条件有。)
クレジットカードが不要で現金の利用もできる場合もありますが、予約後数日内に料金を支払う必要があります。日程が確定するまでお金を払わず席だけ確保ということはできません。
日程や乗車の区間が確定していればネット利用は便利ですし、お得になることも多いです。それほど操作も難しくありません。ややこしいのはJRがいくつかの会社に分かれていて、サービスもバラバラだからです。
どのサービスにするかは、切符の受け取りに便利な自分が住んでいる地域で選ぶと良いです。
主な新幹線ネット予約のサービスの紹介
『えきねっと』
東日本旅客鉄道(JR東日本)提供
対象:全ての新幹線
『EX予約(エクスプレス予約)』『スマートEX』
東海旅客鉄道(JR東海)提供
対象:東海道・山陽新幹線(東京~博多間)
発売開始日の7日前から予約の事前申込ができるサービスもあります。
『e5489(イーごよやく)』
西日本旅客鉄道(JR西日本)提供
対象:山陽・九州・上越・北陸新幹線、東北新幹線(東京-那須塩原)
現金での支払いも可能(予約完了3日以内に支払う)
『JR九州列車予約サービス』
九州旅客鉄道(JR九州)が提供
対象:山陽・九州新幹線
電話での予約も可能
現金での支払いも可能(予約日を含め4日以内に支払う)
尚、きっぷを受領できるのは、原則としてサービスを提供するそれぞれの事業者のみどりの窓口、または指定席券売機に限られます。(例外もあります。受取り場所は増えつつあります。)
利用方法や条件の詳細については各社のホームページなどで確認ください。
さいごに
普段乗らない区間の切符を購入するときは小さな疑問がでてきますよね。
ただ、大きな駅や観光地にある駅の「みどりの窓口」は外国人観光客でとても混んでいて並ぶこともあります。
普段よくネットを利用する方であれば、ネット予約も便利です。
私は以前「深夜特急で幼児を連れて行きと帰りの行程が違う」という切符の手配をしたことがあります。
日をまたぐ乗車になるし、添い寝だし、行先は「三鷹市」(ジブリ美術館がある)や「舞浜」(東京ディズニーリゾートがある)で東京区内じゃないし、となんだかややこしくて頭を抱えました。
でも「みどりの窓口」に行くとわかりやすく教えてもらえて助かりました!
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https://koiukoto.com/1585.html
コメント
アプリで新幹線の予約をしようとしましたが上限に達していると記載借り、予約出来ませんでした。窓口購入が必要ですか?
岡田様
はじめまして^^
あかねです。
コメントいただいたご質問の状況ですが、
「アプリで新幹線の事前申込をしようとしたところ
“(受付け人数が)上限に達している”となり、
事前申込手続きができなかった。」
という理解であっていますでしょうか?
その場合、
事前申込以外に購入するのであれば、
一般発売と同じ条件となります。
乗車1か月前の10時に
1)みどりの窓口で購入
2)ネット購入
どちらかですね。
これらは、いわゆる「10時打ち」をねらいます。
「10時打ち」というのは、
項目を全て入力しておき10時きっかりに“送信”する方法です。
窓口の場合は、主要駅ではなく小さな駅のほうが人がいなくていいです。
駅の窓口まで行けない場合はネット購入ですが、
各家庭のからの送信は駅の専用端末からの送信より若干不利かと思います。
(JR東日本のえきねっと事前受付もありますね。)
>>えきねっと「事前受付について」(外部サイト)
(きっぷの受け取り可能エリアにご注意ください)
どちらにしても運の要素を含みますので、確実な方法はないのです。
また、事前申込はできたものの
受付け順に処理されるわけではないため、
とれないこともありますし
「一般発売の窓口一番の方がとれる」という意見もあります。
そういう意味では、指定席の発売開始条件は、
どの方法でも同じ条件で、確保できる確率に優劣はありません。
今からでもチャンスがあるかと思います。
ご希望のお席がとれるといいですね。
あかね
※追伸
コメントのお名前はハンドルネーム(ニックネーム)でも大丈夫ですよ^^
編集で変更することもできます。
ハンドルネームでしたらお気になさらずに!