花粉症はスギやヒノキの他、秋に咲くブタクサなども原因となっておこるアレルギー疾患です。
くしゃみや透明の鼻水が花粉症のイメージですが、他の症状がでることもあります。
今回は花粉症で喉の痛みがでることはあるのか？
風邪とのちがいを判断する方法やその原因について探ってみましょう。
花粉症で喉の痛みだけ出ることってあるの？
花粉症の症状と言えば、目のかゆみや鼻水を思い浮かべる方も多いですが、実は喉の痛みを訴える人も多いのです。
喉が痛くなると（風邪かな？）と思ってしまいますよね。
花粉症でも喉が痛くなることはあるのでしょうか？
答えは YES です。
花粉症では
といった症状が出る場合があります。また、咳がでることもあります。
花粉症の喉の痛みと風邪の喉の痛みの違い
鼻水やのどの痛みがあったとき、それが花粉症なのか風邪なのか判断するのは難しいのですが、それぞれの特徴をみてみますと、
風邪の場合
悪寒がある
発熱がある
のどの痛みは1週間くらいで症状が治まる
花粉症の場合
発熱はあまりなく、あっても微熱程度
鼻の症状（鼻水・鼻づまり）や他に目の症状（かゆみ、涙）
のどの痛みは2週間以上続く
鼻水はサラサラ
喉の痛みが風邪なのか花粉症からくるものなのかという判断の目安としては以上のようなところになります。
花粉症で病院に行くなら何科？
花粉症で喉の痛みがあるのであれば、耳鼻咽喉科にかかるのが良いでしょう。
花粉症で喉が痛くなる原因
では何故花粉症で喉が痛くなるのでしょうか
呼吸による乾燥のため
鼻がつまり、口で息をしてしまうために喉が乾燥し、喉の痛みを引き起こします。
喉に花粉が付着したため
花粉症になると鼻や目の粘膜と同様に気道の粘膜も炎症を起こします。
吸い込んだ空気の中に花粉が混じっていると喉の奥にも到達してしまい炎症を起こすのです。
鼻水による喉荒れ
花粉症になると鼻の中の粘膜が刺激され、鼻水がどんどん作られます。
この大量の鼻水がのどの奥に流れて行ってしまうことで喉の奥に炎症ができてしまいます。
花粉症で喉が痛くなった時の対策
マスクをする
乾燥を防ぎ、花粉の侵入も防ぎます。
うがいをする
炎症の原因である花粉を洗い流しましょう。
まとめ
花粉症による喉の痛みの原因は鼻水によるところが多いです。
まずは進入してくる花粉をなるべく遮断してみることがポイントです。
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